手順内に設定した設問の回答に応じて、次に表示する手順を切り替える機能です。「不良が見つかったら検査手順へ戻る」「該当しない作業はスキップする」など、回答ごとに異なる流れを手順書に組み込むことができます。
条件分岐は Pro プラン以上でご利用いただけます。分岐ルールの編集はPCブラウザから行います。なお、分岐を含む手順書はMP4出力には対応しておりません。
条件分岐とは
各手順に設置した設問の回答内容に応じて、次に進む手順を切り替える仕組みです。設問の追加や回答取得そのものは 手順毎の設問設定 と同じで、その回答に対する遷移先を分岐ルールとして設定するのが本機能の役割です。
分岐の判定対象になる設問タイプは次の5種類です。
- はい/いいえ
- 選択式
- 複数選択
- テキスト入力
- 数値入力
設定方法
分岐を設定したい手順に設問を追加したうえで、設問カード内に表示される「分岐」セクションを操作します。
分岐を有効にする
- 分岐させたい手順を開き、設問を追加する
- 設問カード内の「分岐」セクションのスイッチを「使う」に切り替える
- 下に分岐先を設定するUIが展開される
分岐を「使わない」に戻しても、設定した内容は保持されます。再度「使う」にすると、前回の設定がそのまま復活します。「使わない」の状態では、設問は表示されますが分岐は行われず、通常通り次の手順へ進みます。
動画手順の場合、このメニューがありません。[その他]→[条件分岐を編集]を進んでください。
未指定・該当なしのときの分岐先
はい/いいえ・選択式では「未指定の場合」、複数選択・テキスト入力・数値入力では「その他の場合」を必ず指定します。いずれの条件にも合致しなかった回答に対する遷移先になります。
設問タイプ別の設定方法
はい/いいえ・選択式の場合
選択肢ごとに「この回答ならどの手順へ進むか」を1対1で指定します。
- 「はい」「いいえ」、または各選択肢の横にある分岐先プルダウンを開く
- 進ませたい手順を選択する
- 「未指定の場合」に、いずれの選択肢にも該当しないときの分岐先を設定する
複数選択の場合
回答が複数になり得るため、条件ルールで判定します。
- 「分岐ルールを追加」をクリックする
- 条件を選ぶ
- 「を含む」:指定した選択肢のいずれかが選ばれている
- 「を全て含む」:指定した選択肢が全て選ばれている
- 「を含まない」:指定した選択肢が一つも選ばれていない
- 判定対象の選択肢を指定する
- 条件に当たったときの分岐先を選択する
- 「その他の場合」に、どのルールにも該当しないときの分岐先を設定する
テキスト入力の場合
入力されたテキストを条件で判定します。
- 「分岐ルールを追加」をクリックする
- 条件を選ぶ
- 「と完全一致」:入力されたテキストが指定文字列と完全に一致
- 「を含む」:入力テキストの中に指定文字列が含まれる
- 判定対象の文字列を入力する。英字の大文字小文字を区別したくない場合は「大小無視」にチェックを入れる
- 条件に当たったときの分岐先を選択する
- 「その他の場合」を設定する
数値入力の場合
入力された数値を条件で判定します。
- 「分岐ルールを追加」をクリックする
- 条件タイプを選ぶ
- 「比較」:< / ≤ / = / ≥ / > の演算子で値と比較
- 「範囲」:min ~ max の範囲内に収まるかを判定
- 比較値、または範囲の最小値・最大値を入力する
- 条件に当たったときの分岐先を選択する
- 「その他の場合」を設定する
ルールの順序について
ルールは上から順に評価され、最初に一致したものの分岐先に進みます。各ルールの右側にある矢印で上下に並び替えができます。例外的な条件を上に、より広い条件を下に置くと、想定通りの分岐になります。
分岐先の種類
分岐先プルダウンには次の3種類が表示されます。
- 次の手順へ:手順書上で次に並んでいる手順へ進む(通常の流れ)
- 完了(END):手順書をそこで終了する
- 任意の手順:手順書内のいずれかの手順を指定してジャンプ
動作を確認する
分岐の設定後は、編集画面のプレビューから実際の動作を確認できます。回答を入れ替えながら、想定通りの分岐先に進むかを確認してください。次の点に注意します。
- 「未指定」「その他の場合」の分岐先が想定通りか
- ルールの順序が意図通りか(上のルールが先に当選してしまっていないか)
- 分岐先として指定した手順が、後から削除されていないか