今回のリリースでは、MP4出力を強化し、動画の向きや文章欄・字幕の出し方をMP4ごとに選べるようにして、MP4を1080pで作成するようにしました。あわせて、手順書の編集画面と、オーナー向け機能・共有の画面を見やすく整え、画面の名前を2つ変更しています。
同時に公開した 新機能のリリース(AI検索のアシスタント・通し再生・専門用語集が育つ仕組み)もあわせてご覧ください。
①MP4出力を強化しました(縦向きの動画・詳細設定・1080p)
これまでMP4出力は、横長の動画で、手順書の再生・表示設定どおりの見え方で作成していました。今回のリリースで、出力の画面に[詳細設定]を追加し、動画の向きや文章欄・字幕の出し方を、MP4ごとに選べるようにしました。スマートフォンやタブレットを縦に持って見る現場向けの縦向きの動画や、説明文を入れずに動画だけを見せるMP4も作れます。あわせて、MP4を1080pで作成するようにしました。
●詳細設定で選べること
- 動画の向き:横(16:9)/縦(9:16)。縦は、スマートフォンで見たときと同じく、上に動画・下に文章欄を並べて作成します。文章欄を畳むと、画面いっぱいに動画を出します
- 手順の見出し:表示する/隠す(動画の左上に出る、手順の番号・タイトル・標準時間)
- 文章欄:手順書の設定に従う/表示する/畳む
- 字幕の位置:手順書の設定に従う/下/上/左/右/切
手順書の設定(再生・表示設定)は変わりません。選んだ内容は、そのMP4にだけ使います。出力の画面を開くたびに、これまでと同じ見え方(横・見出しを表示・手順書の設定どおり)から始まります。
●設定ごとにMP4を残します
作成したMP4は、翻訳言語と設定の組ごとに残ります。横向きと縦向きのように設定を変えて出力しても、先に作ったMP4は置き換わりません。出力の画面の「この言語のMP4」に、作成済み・作成中のMP4が状態・設定・作成日時の表で並び、行を選ぶとその設定に切り替わります。作成済みなら、すぐダウンロードできます。
●1080pで作成するようになりました
MP4を、1920×1080(縦向きは1080×1920)の大きさで作成するようにしました(これまでは1280×720)。見出し・文章欄・字幕の文字や、PDFの手順の文字が、これまでよりくっきり映ります。
●PDFの手順は、ページ全体が映るようになりました
これまで、MP4に映るPDFの手順は画面の幅に合わせて拡大されていたため、A4縦などの縦長のページは下が切れ、ページ番号や倍率の操作バーも映っていました。今回のリリースで、ページ全体が収まる大きさで、操作バーを出さずに映すようにしました。縦長のPDFが中心の手順書は、[詳細設定]で「動画の向き:縦(9:16)」「手順の見出し:隠す」「文章欄:畳む」を選ぶと、ページを大きく映せます。
●ご利用条件
- MP4出力は、これまでどおり Lite プラン以上でご利用いただけます(30分を超える手順書は Pro, Enterprise プラン)。詳細設定と1080pは、MP4出力をご利用いただけるすべてのプランが対象です
- できあがったMP4のファイルが大きい場合(500MB以上)は、30分以下の手順書でも、ブラウザに読み込まずに直接ダウンロードします
詳しくは MP4出力 をご参照ください。
②手順書の編集画面を見やすくしました
手順書の機能が増えるにつれて、編集画面の[基本情報]タブに置く項目が多くなっていました。今回のリリースで、置き場所と並べ方を見直しました。
- [基本情報]タブを、画面の幅いっぱいの2列にしました。左に手順書の中身(文書番号・タイトル・サムネイル・概要・使用物)、右に格納フォルダ・版・設定の折りたたみが並びます。PCでは列ごとにスクロールします
- 設定の折りたたみの見出しに出る内容(必要資格・作成計画・タグの件数など)が、閉じたままでも正しく出るようにしました
- ファイル手順書の、ファイルの選択・差し替えなどの操作(これまでの[基本情報]タブの[ファイル手順書の設定])を、[手順内容]タブに移しました。表示用のPDFの中身を見ながら設定できます(左右の幅はドラッグで変えられます)。見るだけの方にも、[手順内容]タブに表示用のPDFの中身が出ます
- 手順書の編集画面は、いつも[手順内容]タブから開くようにしました(これまでは、見るだけの方がファイル手順書を開くと[基本情報]タブから開いていました)
- ファイル手順書は、ファイルがあれば手順が無くても[開く][公開]できるようにしました。[ファイル手順書として使う]の切り替えは、元に戻す・やり直すの対象にしました
- [下書き共有]タブは、左にコメント、右に共有先の2列にしました。共有先は下書きを見られる方全員に表示し、[共有先を変更]は起案者だけが行えます
ファイル手順書の操作は 今ある手順書をファイルのまま登録する(ファイル手順書) をご参照ください。
③オーナー向け機能と共有の画面の設定を、折りたたみにしました
- オーナー向け機能の各設定を折りたたみの欄にしました。閉じたままでも、見出しに今の設定の要約(「既定から N 件変更」「設定済み」など)が出るので、開かずに確かめられます。保存していない変更がある欄には「未保存」と出ます
- 共有の画面の[指定の手順から開く][言語を指定して開く][自動遷移を有効にして開く][通し再生で開く]を[開き方指定]にまとめました。閉じたままでも、選んでいる内容が見出しに出ます
④画面の名前を2つ変更しました
●「動画の説明」を「解析指示」に
AI処理オプションの「動画の説明」「ファイルの説明」「画像の説明」を、「解析指示」にまとめました。この欄には、手順書の前提だけでなく、残したい場面や書き方、設問の作り方の指示も書けます。テンプレートの[動画説明]も[解析指示]になりました。AIへの伝わり方は変わりません。
詳しくは AI処理オプションの各項目と選び方 と 解析指示の応用:NG とやり直しを残して研修教材にする(接客ロールプレイの例) をご参照ください。
●「AIチェック」を「提出写真AIチェック」に
写真提出の設問で、提出された写真をAIがもう一度確認する「AIチェック」を、「提出写真AIチェック」に改めました。手順書を作るときのチェック(公開前チェックなど)と区別しやすくするためです。機能の内容は変わりません。
詳しくは 提出写真AIチェックの使い方 をご参照ください。
⑤そのほかブラッシュアップ・不具合の修正
●MP4出力
- 混み合っていて作成を受け付けられなかったときに、「作成中」の表示が残ることがある問題を修正しました。作成中のまま70分を過ぎたMP4は、作り直せるようにしました
●ファイル手順書・ファイルの表示
- ファイル手順書で変換方法を選び直しても、編集画面の選択と表示が替わらないことがある問題を修正しました
- ファイルを替えた後に[開く]で、前のPDFが表示されることがある問題を修正しました(翻訳の言語を続けて切り替えたときも同じです)
●素材・360度
- 画像の素材の詳細にも[この画像で新規手順書を作成]を追加しました(素材の一括選択で画像を1枚選んで作るのと同じです)
- 素材の詳細の[360度の映像として扱う]は、360度にできる動画(Pro プラン以上のチームで、横と縦の比が2対1の動画)と、すでに360度にしてある素材にだけ表示するようにしました
- アップロードの直後に360度の写真から手順書を作ると平面の写真になることがある問題と、アップロードした直後の360度の動画に「360°」の印が出ないことがある問題を修正しました
- AI処理を指定してアップロードした360度の写真で、素材のカードにAIの処理状況が出ない問題を修正しました
●動画エディター
- 「区切る → 不要な部分をカット → 後ろの区間を前の手順に結合」をした手順で、手順書の編集画面で直した文章が、動画エディターを開いて確定すると元に戻ったり、重複したりすることがある問題を修正しました
- 結合を解除したときに、前の手順の題名や文章が消えたり、設問が両方の手順に残ったり、結合し直したときに消したはずの文章が戻ったりすることがある問題を修正しました
- 結合している区間のすぐ後ろの区切りを削除すると、後ろの手順の題名・本文・設問・添付が表示されなくなる問題を修正しました。区切りを削除するときの確認も、写真提出・提出写真AIチェック・参考画像の違いまで比べるようにしました
- このほか、結合・解除・区切りの削除まわりの細かな不具合を直しました
●AR・3Dで見る
- ブラウザのARと3Dで見る(外部共有を含む)で、画像に白い膜がかかったように見える問題を修正しました
- アプリのARで、閲覧中に物に触れると選ばれた状態になり、色が変わって見える問題に対応しました(閲覧中は物を選べないようにしました)
●画面
- ブラウザの表示倍率を変えたときなどに、サイドメニューの右端と下端に灰色の帯が出ることがある問題を修正しました
- スマートフォンのアプリのログイン画面にも「ようこそ!」を表示するようにしました
既存のお客様への影響
手順書の内容に変更はありません。次の点をご確認ください。
- 作成済みのMP4は、これまでの大きさ(1280×720)のまま残ります。1080pで作り直す場合は、出力の画面で[この設定の作成済みデータを破棄して、作成しなおす]にチェックを入れてから出力してください
- 1080pで作成するMP4は、これまでよりファイルが大きくなります
- ファイル手順書のファイルの操作は、[基本情報]タブではなく[手順内容]タブで行います
- アプリのARでは、次のアプリの更新まで、閲覧中に物をタップして音声を鳴らす操作が効きません(物に近づいたときの再生は、これまでどおり効きます)
- 動画エディターの結合・区切りの修正は、これから行う操作に効きます。すでに手順書に保存されている文章は変わりません
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎