字幕の読み上げは、その字幕が表示されている長さ(枠)に収まるよう速度が自動で調整されます。枠に対して文が長いと速度が上がり、早口になります。聞き取りにくい場合は、下記の順に見直してください。
参考:字幕・文章読み上げ機能
早口になっている字幕を見つける
どの字幕が早口になっているかは、動画エディターの字幕一覧で確認できます。枠に読み上げが入りきらない字幕には「早口 ○倍」と表示され、早口の字幕が無い場合はその旨が表示されます。
表示される倍率は、下記「対処3:手順の中に図形の静止を置く」で速度を戻したあとの数値です。静止があって実際にはゆっくり読まれる字幕は、早口として数えません。
対処1:字幕の枠を広げる
もっとも確実な方法です。字幕の終わりを後ろに伸ばすか、次の字幕の開始を後ろにずらして、読み上げに必要な長さを確保します。
字幕と次の字幕のあいだに空きがある場合、読み上げはその空きまで使って読みます。枠そのものを伸ばせないときは、次の字幕の開始を遅らせるだけでも改善します。
対処2:文を短く分ける
1つの字幕に複数の文が入っていると、その全部を枠の中で読むことになります。文ごとに字幕を分けると、それぞれが自分の枠を持つため詰まりません。
手順の文章をすでに書いてある場合は、動画エディターの字幕一覧にある [字幕を作る] から [手順の文章から] を選ぶと、文章を文ごとに分けて手順の区間へ割り振った字幕が作られます。1つの手順だけであれば、文章欄のボタンからも作れます。1つの枠に文章が押し込まれないため、早口になりにくい字幕になります。
対処3:手順の中に図形の静止を置く
図形(矢印・丸・スポットライトなど)を挿入すると、その位置で動画が止まる「静止時間」が入ります。静止のあいだも読み上げは止まらず読み進めるため、静止のぶんだけ読み上げの速度が元に戻ります。
詰められていた字幕は、静止で得られた時間のぶんゆっくり読まれます(詰めた量を超えて遅くなることはありません)。注意を見せたい箇所に図形を置くと、読み上げの余裕も同時に確保できます。
参考:図形挿入時の「静止時間」を変更する(再生時に何秒止めるか)
対処4:文章読み上げに切り替える
手順の区切りが短く、文の短縮も枠の調整もできない場合は、字幕読み上げではなく文章読み上げを使う方法があります。文章読み上げは動画と同期しないため、速度の調整が入らず通常の速度で読まれます。読み上げが終わるまで動画は繰り返し再生されます。
読み上げの対象は、動画エディターで手順を選択したときの音声設定にある [読み上げ対象] で、[文章] と [字幕] を切り替えます。手順ごとの設定なので、早口になっている手順だけ [文章] にすることもできます。素材から手順書を作る際の既定は「手順化の設定」で指定できます。
既存の手順書に反映するには
「静止のあいだも読み上げが止まらない」動作は、すでに作成済みの手順書でもそのまま有効です。
一方、読み上げ音声そのものの速度と音量の調整は、音声を作り直したときから反映されます。字幕を書き換えて保存する、原文の言語を変更する、読み上げ辞書に登録する、テキストの一括置換を行う、といった操作で音声は作り直されます。以前に作られた音声は、作り直すまでこれまでの状態のまま再生されます。