手順書に「関連ファイル」としてひも付けたファイルの中から、Diveの手順名と同じ文字を探し、その手順を直接開くリンクを差し込んで書き出す機能です。文章やレイアウトは書き換えないため、元の様式のまま使えます。
PDF・Excel・PowerPoint出力がDiveの中身から新しいファイルを作るのに対して、こちらはすでにお持ちのファイルにリンクだけを足して返します。現場で毎日使われているチェックシートや作業標準書を作り直さずに、そのまま動画手順書へつなげたいときにご利用ください。
書き出しは Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。PCブラウザから、手順書を編集できる方が行います。あわせて、添付ファイルのダウンロードが許可されたユーザー権限が必要です。
対象になるファイル
手順書編集画面の [基本情報] タブにある「関連ファイル」パネルにひも付けたファイルのうち、次の条件を満たすものが対象です。条件を満たすファイルの行にだけ [Diveリンク追加] が表示されます。
- Excel(.xlsx / .xlsm)、Word(.docx / .docm)、PowerPoint(.pptx / .pptm)、PDF(.pdf)、OpenDocument(.odt / .ods / .odp)のいずれか
- 旧形式の .doc / .xls / .ppt は対象外です。AI解析の参考資料としては読み込めますが、リンク差し込みは元のファイルをそのまま返す必要があるため対応していません。新しい形式で保存し直したファイルをご用意ください
- Diveにアップロードしたファイルであること(URLとして登録した外部のファイルは取得できないため対象外です)
- パスワード保護されていないPDFであること
AI解析で参考にした手順書に限らず、あとからひも付けたチェックシートや点検表も対象になります。ファイルの「役割」の設定は問いません。
リンクを追加する
- 手順書編集画面の [基本情報] タブを開き、「関連ファイル」パネルを開きます
- 対象のファイルの行にある [Diveリンク追加] をクリックします
- ファイルの中の文字と手順名の照合が始まり、確認画面が開きます
- 追加したくない手順があれば、左端のチェックを外します
- [ダウンロード] または [Dive の関連ファイルを差し替える] をクリックします
確認画面の見方
照合の結果は、一致のしかたで3つに分かれます。
- 完全一致 — 手順名とファイル内の文字が同じです(全角・半角、空白、行頭の番号や記号の違いは無視して比べます)
- 部分一致 — ファイル内の文字に、手順名がそのまま含まれています
- 推定 — 文字が完全には一致していません。スキャンした資料などで文字が崩れている場合に出ます。一致の度合いを%で表示します
[貼る場所] と [その場所の文字] に、実際にリンクが付く位置と、そこに書かれている文字が表示されます。意図した場所でなければチェックを外してください。チェックを外した手順にはリンクを追加しません。
PDFの場合は、右側にページの画像が並びます。表の行をクリックするとその箇所へ移動し、枠が点滅します。オレンジの枠が [推定] です。表とページ画像の境界はドラッグで幅を変えられます。
リンクを追加できなかった手順は、画面上部にまとめて表示されます。
- ファイルの中に見つからなかった手順
- 対象外の手順 — 手順名が3文字未満、または同じ手順名が複数ある手順です
ダウンロードと差し替えの違い
ダウンロード
リンクを差し込んだファイルをその場でダウンロードします。ファイル名は「元のファイル名_リンク付き.拡張子」になります。Diveの外に配る場合はこちらを使います。
Dive の関連ファイルを差し替える
リンクを差し込んだファイルをDiveに保存し、関連ファイルの中身を差し替えます。手順書からたどれるファイルが、常にリンク付きの最新版になります。
差し替えたあとも、リンクを追加する前の原本は保持されます。もう一度 [Diveリンク追加] を実行するときは必ず原本から作り直すため、リンクが二重に付くことはありません。
差し込まれるリンク
埋め込まれるのは、その手順を直接開くDiveのURLです。クリックすると、Diveの再生画面がその手順から始まります。
URL自体は閲覧の権利を持ちません。開けるかどうかは、Diveにログインしたうえでフォルダのアクセス権によって決まります。ログインしていない方や、そのフォルダの閲覧権限がない方がクリックしても手順書は表示されません。外部共有URLを埋め込むことはできません。
社外の方に手順書を見せる方法は 外部への手順書共有:使い分けガイド(外部共有URL/ゲスト招待) をご参照ください。
元のファイルの変わるところ・変わらないところ
リンクを付けた文字は、受け取った方が押せると分かるように、青色と下線で表示されます(PDFを除く)。文章そのもの・レイアウト・様式は変わりません。
- Excel — 該当するセルにハイパーリンクを設定し、文字を青色と下線にします。罫線・塗りつぶし・配置・表示形式は元の書式を引き継ぎます。セルの値・数式・行や列のサイズ・図形・チェックボックスには手を加えません
- Word — 該当する段落の文字をリンクにし、Word標準の「ハイパーリンク」文字スタイルを当てます。段落書式やレイアウトは変わりません
- PowerPoint — 該当する段落の文字をリンクにします。色と下線はテーマのハイパーリンク書式に従います。図形の位置・大きさ・文字サイズは変わりません
- PDF — ページにリンク領域を追加します。ページの中身には手を加えないため、見た目は元のままです(リンクは目に見えません)
- OpenDocument — 該当する段落の文字をリンクにし、青色と下線にします。表や図形、レイアウトは変わりません
リンクが付かない場合
誤った手順へのリンクを配らないよう、判断がつかないものは追加しない方針にしています。次の場合はリンクが付きません。
- 言い回しや語尾が違う場合(「治具を固定します」と「治具を固定する」は別の文字として扱います)
- 手順名が3文字未満の場合
- 同じ手順名の手順が複数ある場合(どちらの手順か決められないため、どちらにも追加しません)
- 同じ文字がファイル内の複数か所にある場合。目次と本文の両方に手順名があるときなどです。前後の手順に挟まれた範囲で1か所に絞れたときだけ追加します
- Excelでは、文字が入っているセルだけを見ます。1つのセルに付くリンクは1本、1つの手順に対して1か所です
- Word・PowerPoint・OpenDocument では、すでにリンクが設定されている段落は対象外です(元のリンクを壊さないため)。手順名が複数の段落にまたがっている場合も追加できません
- Wordでは、テキストボックスや図形の中、変更履歴が残っている段落も対象外です
- PDFでは、回転している文字は対象外です
1件も一致しなかった場合は「ファイルの中に、一致する手順名が見つかりませんでした」と表示され、ファイルは作られません。手順名を元の資料の書き方に近づけると一致しやすくなります。
手順書を改訂したとき
差し込まれるリンクは手順の番号を指しています。リンクを追加したあとに手順名を変更したり手順を並べ替えたりすると、書き出し済みのファイルのリンクは、ずれた手順を指したままになります。
その状態で公開しようとすると「リンク付きで書き出したファイルが古くなります」という確認が表示されます。公開したあとに [基本情報] → 「関連ファイル」から [Diveリンク追加] をもう一度実行して、ファイルを出し直してください。
手順名と並び順が変わっていない改訂では、この確認は表示されません。書き出し済みのファイルのリンクもそのまま使えます。
手順名の照合について
手順名の照合は改善を続けています。うまく貼れた例、意図しない場所に貼られた例など、お気づきの点はサポートまでお知らせください。