今回のリリースでは、Claude・ChatGPT など、お客様の会社で使っている AI から、Dive の手順書を探して読めるようにしました(β版)。あわせて、長い字幕を見やすく表示するようにし、図形の静止時間の中にかかる字幕を自然な速さで読み上げるようにしました。AR位置合わせデータの期限のお知らせメールも、週1回のまとめに改めています。
①普段お使いのClaude・ChatGPT などの AI チャットから、Dive の手順書を探して読めるようになりました(MCP)
お客様の会社で使っている AI(Claude・ChatGPT・Microsoft Copilot・Google Gemini Enterprise)に、Dive をつなげられるようにしました。AI のチャットで「〇〇の手順を教えて」と聞くと、AI が Dive の公開済みの手順書を探して答え、その手順を Dive で開くリンクを付けます。リンクを押すと、動画つきの手順書がその手順から開きます。
これまで、Dive の手順書を探すには、Dive を開いて検索する必要がありました。今回のリリースで、ふだん使っている AI に聞くだけで、Dive の手順書にたどり着けるようになります。
●AI ができること
- AI が Dive でできるのは、手順書を探すことと読むことだけです。手順書を作る・直す・消すことはできません
- AI が読めるのは、つないだご本人が Dive で見てよい、公開済みの手順書だけです
- 動画と画像は AI に渡しません。AI の答えに付くリンクから、Dive でご覧ください
●使い始めるには
初期状態では使わない設定になっています。チームのオーナーが、サイドメニュー[オーナー向け機能]の[連携]タブにある[AI との接続(MCP)]のカードで、使う設定にしてください。保存するとカードに[接続の URL]が表示されます。メンバーは、この URL を AI の設定に足して、Dive のアカウントで許可するとつながります。お使いのパソコンに何かを入れる必要はありません。
Microsoft Copilot と Google Gemini Enterprise は、会社の IT のご担当者さまが AI の側に Dive を登録してから使います。登録に使う値は、同じカードの[会社で登録する AI]で発行します。
●つながっている AI と使われ方の確認
- ご自身がつないだ AI は、画面右上のユーザーメニューから開く[外部サービス連携]の画面で確認でき、そこから切ることもできます
- オーナーは[AI との接続(MCP)]のカードで、誰がどの AI をつないでいるかと、AI が手順書を探した回数・読んだ回数(AI ごと・人ごと・手順書ごと)を確認できます
●ご利用条件
- Lite, Core, Pro, Enterprise プランでご利用いただけます
- Enterprise プランでは、つないでよい AI を選べます(初期状態ではすべて選ばれています)。ほかのプランでは、一覧のどの AI からもつなげます
- IP アドレス制限を使っているチームでは、Enterprise プランでオーナーが許可した場合に、会社で登録した AI(Microsoft Copilot・Google Gemini Enterprise)と Claude からご利用いただけます。ゲストのアカウントからはつなげません
- β版として提供しています
※ ご利用の前に、使い方の記事の下部にある「遵守事項および免責事項」を必ずお読みください。本機能をご利用いただいた場合は、その内容に同意いただいたものとみなします。
つなぎ方は Claude・ChatGPT などの AI から手順書を探して読む(AI との接続・β) をご参照ください。
②長い字幕を横に広げ、2行ずつ表示するようにしました
これまで、字幕の位置が[下][上]のときの字幕は、動画の幅の半分ほどで折り返していました。話した言葉の字幕は「、」で文が続いて長くなりやすく、行数が増えて映像に大きく重なることがありました。
今回のリリースで、長い字幕は動画の幅いっぱい近くまで横に広げて表示するようにしました。短い字幕の見た目は変わりません。それでも2行に収まらない字幕は、2行ずつに分けて、再生に合わせて順に切り替えます。
●2行ずつの表示について
- 分けるのは画面に出すときだけです。字幕の文そのものは分かれず、読み上げと翻訳はこれまでどおり1つの文として行います
- 分ける位置は、文の終わり・句読点・空白など、読みやすい切れ目を選びます。単語の途中では分けません
- どの部分を表示するかは再生位置で決まります。シークや倍速、手順の切り替えをしても、その位置に合った部分を表示します
- [原文を併記する]で原文を並べているときは、表示している訳に対応する原文の文を並べます
- MP4出力にも、同じ表示で書き出されます
動画エディターの動画の上に表示する字幕も、同じように横に広げて表示します(2行ずつには分けません)。字幕の位置が[左][右]のときの表示は変わりません。
③図形の静止時間の中にかかる字幕を、自然な速さで読み上げるようにしました
動画に図形を入れると、その位置で動画が止まり、図形を見せる「静止時間」が入ります。これまでは、静止時間の中にかかる字幕の読み上げ音声を、静止を除いた短い時間に詰めて作り、静止のあいだだけ遅く再生して戻していました。そのため、詰め方が大きい字幕では、早口になったり音が濁ったりして、聞き取りにくいことがありました。
今回のリリースで、静止時間も読み上げに使える時間として音声を作り、そのままの速さで再生するようにしました。静止時間のある手順でも、字幕を自然な速さで、濁りのない音で読み上げます。動画エディターの試聴と、早口の字幕を調べる[読み上げ速度を調べる]も、同じ考え方にそろえています。
詳しくは 図形挿入時の「静止時間」を変更する(再生時に何秒止めるか) をご参照ください。
④AR位置合わせデータの期限のお知らせを、週1回のまとめにしました
AR の位置合わせに使うスキャンデータは、AR で開かれないまま約1年たつと期限が切れ、位置合わせができなくなります。期限が近づいたスキャンデータは、作成した方と、オーナー・チーム管理者にメールでお知らせしています。
これまでは、期限の14日前・7日前・3日前・1日前に、その日ごとにお送りしていました。スキャンデータごとに期限の日が異なるため、スキャンデータの多いチームにはほぼ毎日メールが届いていました。今回のリリースで、お知らせを毎週月曜日のまとめにしました。
- お知らせは、期限の約2週間前と約1週間前の2回です。月曜日に、その週に該当するスキャンデータをまとめてお送りします
- メールに、チーム名を表示するようにしました
- オーナー・チーム管理者宛てのメールには、そのスキャンデータを使っている手順書の名前とリンクを載せます(3件まで)
- AR で開いて期限が延びたスキャンデータも、次の期限が近づいたときに、あらためてお知らせします
期限内に該当の手順書を AR で一度開く(位置合わせを実行する)と、期限が延長されます。
詳しくは 対応しているARの位置合わせ技術 をご参照ください。
⑤そのほか不具合の修正
●動画エディター
- カットにした区間で[結合]ボタンを押すと、動画はカットのまま、その区間のタイトルと文章だけが前の手順に移ってしまう問題を修正しました。カットにした区間には[結合]ボタンを表示しません。前の区間がすべてカットになっている区間(動画の先頭をカットした直後の手順など)も、つなぐ先の手順が無いため表示しません
- 結合されていない区間が、結合済みのように表示されることがある問題を修正しました。結合の表示は、実際に結合しているときだけ出します
既存のお客様への影響
手順書の内容・設定に変更はありません。次の点をご確認ください。
- AI との接続は、オーナーが使う設定にするまで使えません。設定しなければ、これまでと変わりません
- 図形の静止時間の中に字幕がかかる手順は、リリース後に手順書をオンラインで開いたときに、字幕の読み上げ音声を作り直します。初めて開くときは「この手順の音声を準備中...」と表示されることがあります。事前読込をした端末では、オンラインで開くまで、これまでの音声で再生します
- そうした手順を含む手順書を、リリース後に初めて MP4 出力するときは、読み上げ音声を作り直すぶん、作成に時間がかかることがあります
- 長い字幕の表示は、これから再生する画面と、これから出力する MP4 に反映されます。出力済みの MP4 は変わりません。新しい表示にする場合は、もう一度出力してください
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎