このたび、スキルマップを大型リニューアルいたしました。「定義してマップを作る」までしか出来ず、教育計画は別管理になりがちだった従来から大きく踏み込み、「立ち上げをラクにする作成支援」と「育成が回る教育計画」の両輪を整えました。本記事では今回のアップデートのポイントをご紹介いたします。
①業種別テンプレート 31種類を標準搭載
これまでは、スキルカテゴリ・サブカテゴリ・スキル項目・評価基準を一からご自身で組み立てる必要があり、立ち上げ初期の負担が大きい状態でした。今回のアップデートでは、業種別のテンプレートを31種類標準搭載し、選ぶだけで一通りの土台が揃うようにいたしました。
●搭載テンプレート(全31種類)
- 製造業 21種類:板金加工 / 機械加工 / 金型 / プレス / 溶接 / 表面処理 / 鋳造 / 鋼構造物製作 / 射出成形 / ゴム・プラスチック / 化学 / 自動車部品組立 / 産業機械組立 / 精密機器組立 / 制御盤組立 / SMT実装 / ワイヤーハーネス / 食品製造 / 印刷 / 繊維 / 木工
- 製造共通 4種類:5S・安全活動 / QC・品質管理 / TPM・保全 / 改善活動
- その他業種 6種類:介護 / 建設 / 食品 / 物流 / オフィス / 小売
導入したいテンプレートを選択すると、カテゴリ・サブカテゴリ・スキル項目・各レベルの評価基準・推奨目標レベルまでが一括で取り込まれます。社内の表現に合わせて、取り込み後に名称や評価基準を編集することも可能です。
②Excelからの一括インポート
これまでExcelで管理されていたスキル管理表を、そのままDiveに取り込めるようになりました。既存資産を捨てることなく、Diveへ移行いただけます。
●インポートの流れ
- Excelファイルをアップロード(フォーマットはExcel出力の内容を参考ください)
- プレビュー画面で「新規追加」「更新」「変更なし」を差分確認
- 確定すると、スキルマップへ反映
取り込み内容は反映前にプレビューでご確認いただけるため、誤って既存データを上書きするリスクを抑えながら、安心して移行作業を進められます。
③教育計画機能(レベル別スケジュール+教育担当者アサイン)
これまでスキルマップは「現状の力量を可視化する」役割が中心で、「いつまでに、誰が、誰に教えるか」という教育計画は別管理になりがちでした。今回のリニューアルで、スキルマップの中で教育計画そのものを立てられるようにいたしました。
●従来と現在の対比
- 従来:スキル項目とレベル定義はDive、教育計画はExcelや口頭、OJTの実施記録は属人管理。
現在:スキルごとに Lv1 / Lv2 / Lv3 / Lv4 それぞれの計画期間と教育担当者 をDive内でアサインし、進捗ステータスは自動算出。
●具体的にできること
- レベル単位の計画期間設定:1つのスキルに対し、「3ヶ月でLv2到達 → 半年でLv3 → 1年でLv4」のように、レベルごとに独立した開始日・期日を設定できます。段階的な育成ステップをそのまま計画に落とせます。
- 教育担当者(指導者)のアサイン:各レベルに「このスキルはこの先輩が教える」を割り当てます。担当者は専用の指導者ダッシュボードで「自分が、誰に、何を、いつまでに教えるべきか」を一覧で確認できます。
- ステータスは自動算出:計画済 / 実施中 / 完了 / 達成 のステータスは、設定された期間と評価履歴から自動で計算されます。担当者が個別に進捗入力する手間はありません。
- 変更履歴の保持:計画期間や担当者の変更は履歴としてすべて残り、人事評価や監査の根拠データとしてもご活用いただけます。
これによりスキルマップは「現状の評価表」から、「誰を・どのレベルまで・いつまでに・誰が育てるか」を計画して走らせる育成プラットフォームへと位置付けが変わります。
④個人スキルページの新設
本人および上長からのスキル把握をしやすくするため、個人スキルページを新設しました。
- 自己評価・目標レベル・評価履歴を1画面で見渡せる
- レベル設定モーダルとサイクル形式(評価→目標→次の評価)の統合
- タイムライン表示で習熟の推移が一目で把握可能
- スマートフォン・タブレットからの閲覧と編集に対応する専用モバイルビュー
⑤そのほかの改善
- デザイン・文言統一:スキル定義 / スキルマップ / 個人ページ / 指導者ページの間でデザインと用語を統一し、画面間の迷子を解消
- 英語UI対応:スキル系画面を英語化し、海外拠点の管理者・現場担当者も同じプラットフォームでご利用いただけます
- 検索強化:スキル名や手順書名による絞り込みフィルタを大幅に拡張
- Excel出力対応:スキル定義表・個人スキル表をExcel形式で出力可能
- 改訂追従:スキルに紐づけた手順書のリビジョン変更にも自動追従し、紐づけが古くならないよう改善
- アバター対応・名前表記の統一:ユーザー表示の見やすさ向上
既存ユーザーのみなさまへ
今回のアップデートは、既存のスキル定義・評価データをそのままお引き継ぎいただける形で行っております。これまでにお作りいただいたスキルマップは引き続きご利用いただけますので、ご安心ください。
新たにご活用いただきたい機能(業種テンプレートの追加適用、教育計画の設定、教育担当者のアサインなど)は、必要なスキル・レベルから順次お試しいただけます。
スキルマップを「作って終わり」にせず、育成が現場で回り続ける仕組みへ。今回のアップデートが、皆さまの人材育成のパートナーとなれば幸いです。
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎