このたび、手順書エディタを中心にアップデートを実施いたしました。設問の回答で手順を分岐させる「条件分岐機能」をはじめ、手順ブロックの分割、アフレコ、テキスト一括置換など、手順書の作り込みをより柔軟にする機能を多数追加しています。本記事で今回のアップデート内容をご紹介いたします。
①条件分岐機能
これまで手順書は、上から順に進む一本道の構成しか作れませんでした。今回のアップデートで、設問への回答に応じて、次に表示する手順を切り替える「条件分岐」を設定できるようになりました。
●設問タイプごとの分岐方法
- はい/いいえ・選択式:選択肢ごとに「この答えならこの手順へ」と分岐先を指定
- 複数選択・テキスト入力・数値入力:「〜を含む」「〜と等しい」「〜より小さい」などの条件ルールを設定し、上から順に評価して最初に一致した分岐先へ移動
分岐先には「次の手順」「手順書を終了」のほか、手順書内の任意の手順を指定できます。「不良が見つかったら検査手順へ戻る」「該当しない作業はスキップする」といった、現場の実態に沿った手順書が作れます。
●編集方法
手順書エディタの「その他」メニューから「条件分岐を編集」を選ぶと、フロー図で全体の流れをプレビューしながら分岐を設定できます(エディターはPC専用です)。
●利用可能プラン
Proプラン以上
②アフレコ機能
既存の多くのお客様のご要望もあり、以前実装しておりまた「アフレコ機能」を復活しました。また以前よりも使い勝手が大幅に向上しております。ファイルアップロードにも対応するようになりました。
- ブラウザ上でその場で録音、または手持ちの音声ファイルをアップロード
- 字幕の区間ごとに音声を差し替え可能
- 録音した音声は、AIによる文字起こしで字幕テキストを自動生成することも可能
ナレーションを後から入れたい、判断に必要な機械の音を後で入れたいいったケースにご活用いただけます。
③動画手順ブロックの分割
1本の動画から作成した手順は、これまで1つのまとまり(ブロック)として扱われていました。今回、このブロックを任意の手順の区切りで2つに分割できるようになりました。
- 分割後、後半のブロックは独立した編集データを持つため、それぞれ別々に編集・並び替えが可能
- 字幕やコメントも、分割した時刻を境に前半・後半へ自動で振り分け
間に違う動画をいれたり、ARをいれたりする際は、ご活用ください。
④テキストの一括置換
手順書内のテキストを、まとめて検索・置換できるようになりました。用語の統一や、設備名・部品名の一括変更がスムーズに行えます。
- 置換対象の範囲(タイトル / 詳細 / コツ / 注意 / 安全 / タスク / 字幕 / 手順書情報)を指定可能
- 一致した箇所はプレビュー表示され、1件ごとにチェックボックスで採否を選択してから適用
- AIの動画解析結果(シーンの説明文・文字起こし)、動画エディター内に対する一括置換にも対応
手順書エディタの「その他」メニューから「テキストを一括置換」を選択してご利用ください。
⑤読み上げの読み修正・翻訳用語集テンプレート
AIの音声読み上げと翻訳まわりを強化しました。また、工業単位の読み上げ間違いが防げるよう、エンジンも強化しました。
- 読み修正:再生画面から「読み修正」を開き、読み上げが間違っている箇所を範囲選択して、ふりがな(ひらがな・カタカナ)で正しい読みを提案できます
- 翻訳用語集の刷新:翻訳用語集をスプレッドシート形式の編集画面に作り直し、行の追加・編集・一括保存がしやすくなりました
- 業種別テンプレート:翻訳用語集・読み上げ辞書に、製造業(金属 / 樹脂 / 電子 / 組立 / 素材 / 共通)・介護・建設・食品・物流・オフィス・小売の業種別テンプレートを搭載
⑥二段階認証(MFA)の必須化設定(管理者向け)
セキュリティ運用に対応する機能として、利用全員に対して二段階認証(MFA)の必須化ができるようになりました。Enterpriseプランで、ご利用いただけます。
そのほかの改善・不具合修正
- 編集中の自動保存を強化
- 字幕の表示位置がずれる不具合を修正
- AIの再解析画面が開かない不具合を修正
- AIの処理ステータスが更新されない不具合を修正
- スキルマップを「未評価」に戻せるよう対応
- 導入直後にスキルマップが作成できない / インポート画面が表示されない不具合を修正
- 最終手順で自動遷移がオンのとき、報告画面が閉じきらない不具合を修正
今回のアップデートは、既存の手順書・データに影響なくご利用いただけます。追加された機能は、必要な手順書から順次お試しください。
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎