「時間分析」のエディタの最初のステップです。分析する元動画を選びます。
本記事は作業分析シリーズのSTEP1です。全体像は作業分析の概要と始め方をご参照ください。
このステップの位置づけが変わりました
作業分析がかんたん分析/手順書と比較/時間分析の3つに分かれたことにあわせて、STEP1は動画を選ぶだけのステップになりました。
以前このステップに表示していた「AIの改善提案」は、かんたん分析へ移しています。改善の余地を見たいときは、時間分析を始める前にかんたん分析で同じ動画を分析してください。手順書も標準時間も要らず、動画1本だけで改善ヒントと危ない箇所が出ます。
これまでに出した改善提案は、作業分析の結果をExcelで出力したときの「改善提案」シートにこれまでどおり残ります。
事前準備:AI解析済みの動画を用意する
STEP1で選べるのはAI解析が完了した動画のみです。素材ライブラリでAI解析を実行し、完了を待ってください。
動画AI解析のときに言い回し(言語)の設定を正しく行っておくと、STEP2以降の抽出結果の精度が上がります。
動画を選ぶ
サイドメニューから
- サイドメニューの[作業分析]→[時間分析]を開きます
- 右上の[新規作成]でプロジェクトを作ります
- エディタが開いたら[動画を選択]をクリックし、AI解析済みの動画を選びます
素材から
素材ライブラリの動画カード、または素材の一覧にある[この素材で作業分析]から始められます。かんたん分析と時間分析のどちらで始めるかを選ぶ画面が出るので、[時間分析]を選びます。その動画が選択済みのプロジェクトが作られ、エディタが開きます。
[画像: STEP1 選定の画面(動画を選んだ状態)]
動画を変えたい場合
画面下の[動画を変更]から、別の動画を選び直せます。STEP2以降に進んだ後で動画を変更すると、それまでの抽出・分類・改善の編集データは破棄されます(確認ダイアログが表示されます)。
動画の回転(90°)
動画の上向きが横向きになっている場合は、動画右上の90°回転ボタンで表示を回せます。回転設定はプロジェクト全体(全ステップ・比較)で共有・永続化されるので、STEP1で一度合わせれば以降のステップでも同じ向きで再生されます。出力動画には影響しません。
このまま進めるか、撮り直すか
画面下の[この動画で進める]をクリックすると、STEP2(抽出)へ進みます。別の動画にするときは[動画を変更]を使います。
作業手順そのものを見直すべき場合(動線の変更・段取りの組み替えなど)は、ここで撮り直すほうが結果として早道です。判断に迷うときは、先にかんたん分析で同じ動画を分析し、危ない箇所と改善ヒントを見てから決めてください。
AIによる要素作業の解析はSTEP2で実行します。STEP2の設定画面で「同じ作業を繰り返しているか」と分析する範囲を指定してから解析が始まるため、STEP1の時点では解析は走りません。AI枠も消費しません。
うまく使うコツ
- 同じ作業を3〜5回以上繰り返した動画を用意すると、STEP2でお手本サイクルが組み立てやすく、STEP6(比較)でばらつきも見やすくなります
- 撮り始め・撮り終わりで周期が欠けている動画でも、STEP2で分析する範囲を指定すれば、欠けた部分を外して解析できます。撮り直す前にこちらをお試しください
- 1本の動画で複数の作業が写っている場合は、作業ごとに範囲を分けてプロジェクトを作ると、要素の対応が取りやすくなります