作業分析エディタの最初のステップです。分析する元動画を選び、AIが見つけた改善提案を確認します。動画を撮り直すか、このまま分析を進めるかをここで判断します。
本記事は作業分析シリーズのSTEP1です。全体像は 作業分析の概要と始め方 をご参照ください。
事前準備:AI解析済みの動画を用意
STEP1で選べるのは AI解析が完了した動画 のみです。素材ライブラリでAI解析を実行し、解析完了を待ってください。
●品質を上げるコツ
- 動画AI解析時に [作業改善提案を生成] オプションをオンにしておくと、STEP1で改善提案がすぐ表示されます
- 言い回し(言語)設定を正しく行うと、抽出結果の精度が上がります
動画を選ぶ
- エディタ初期画面で [動画を選択] をクリック
- 素材ライブラリから AI解析済みの動画 を選びます
- 動画が中央に表示され、右側に改善提案リストが並びます
素材ライブラリの動画カードから [作業分析] で起動した場合は、その動画があらかじめ選択された状態で開きます。
動画を変えたい場合
画面下の [動画を変更] から、別の動画を選び直せます。STEP2以降に進んだ後で動画を変更すると、それまでの抽出・分類・改善の編集データは破棄されます(確認ダイアログが表示されます)。
動画の回転(90°)
動画の上向きが横向きになっている場合は、動画右上の 90°回転 ボタンで表示を回せます。回転設定は プロジェクト全体(全ステップ・比較)で共有・永続化 されるので、STEP1で一度合わせれば以降のステップでも同じ向きで再生されます。出力動画には影響しません。
AIの改善提案を確認する
右パネルに、AIが動画から抽出した 改善提案 が表示されます。これは「動画を見ながら、どこに改善余地があるか」を可視化するためのものです。
- 提案ごとに 重要度(高/中/低) と 分類タグ が付きます
- ムダな作業/二度手間のムダ/動線のムダ/手間のムダ/安全リスク/品質リスク
- 各提案には 関連する手順 がタグで示されます。タグをクリックするとその手順の先頭にシークします
- 提案カード本体をクリックすると、関連手順を順に巡回しながら再生位置がジャンプします
動画上のコールアウト表示
動画を再生すると、その時間に関連する改善提案が動画の左下に コールアウト として表示されます。改善提案がある手順は、下部のタイムラインでも色分け表示されます。
改善提案が出ていない/出し直したい場合
右上の [改善提案を出す] / [再解析] ボタンから、改善提案を生成・再生成できます。
判断:このまま進めるか、撮り直すか
改善提案を確認したうえで、次の判断を行います。
- このまま進める:画面下の [この動画で進める] をクリックすると、STEP2(抽出)に進みます
- 撮り直す/別の動画にする:作業自体を見直して撮り直すか、[動画を変更] で別の動画を選びます
※ AIによる要素作業の解析は STEP2(抽出)で実行します。そこで 「同じ作業を繰り返しているか」 を選んでから解析するので、ここでは解析は走りません。
うまく使うコツ
- 動画AI解析時に [作業改善提案を生成] をオンにしておくと、STEP1で確認しやすくなります
- 明らかに作業手順を変えるべき場合(動線変更・段取りの組み替えなど)は、ここで撮り直すほうが結果として早道です
- 同じ作業を 3〜5回以上繰り返した動画 を用意すると、STEP2でお手本サイクルが組成しやすく、STEP6(比較)でばらつきも見やすくなります