Diveの設問(クイズ)機能は、教育用の正解/不正解だけでなく、「良否判定」 として使うことで 点検表・チェックシート運用 に活用できます。異常があっても手順書は止めずに先へ進み、回答は「異常」として記録に残ります。あとから 閲覧記録 モーダルで「誰がいつ何と回答したか」の一覧を確認できます。
ご利用可能なプラン:設問機能自体は Coreプラン以上でご利用いただけます。閲覧記録の 設問への回答を確認するには Coreプラン以上が必要です。閲覧記録の CSV出力は Proプラン以上でご利用いただけます。
[画像: 閲覧記録モーダルのイメージ]
「想定と違っても次へ進める」設問の作り方
設問の 種別を選ぶと、そのすぐ下に 「想定と違っても次へ進める」 チェックボックス(以前の「良否判定として使う」。動作は変わりません)が表示されます。ONにすると、その設問は「正解/不正解」ではなく「正常/異常」を判定するようになります。
- 異常でも 手順書は止まらず先に進みます
- 回答は 「異常」として記録に残り、あとから閲覧記録で確認できます
- 点検表・チェックシートのように、「見つけた異常を正直に申告して通過する」 運用に最適です
対応している設問種別は次の2種です。
選択式(はい/いいえ・選択・複数選択)
- 設問カードで種別を [はい/いいえ]、[選択式]、または [複数選択] に設定します
- [想定と違っても次へ進める] チェックボックスをONにします
- 選択肢テーブルに 「正常」列が現れるので、正常な選択肢にチェックを入れます(1つ以上必須)
- 正常な選択肢以外を選ぶと「異常」として記録されます
数値入力
- 設問カードで種別を [数値入力] に設定します
- [想定と違っても次へ進める] チェックボックスをONにします
- 「正常範囲」の 下限〜上限を入力します
- 範囲外の値を入力すると「異常」として記録されます
※ 良否判定OFF のときは、これまで通り「正解の範囲」として動作します(正解時のみ通過を許すクイズ挙動)。
条件分岐との併用
良否判定つき設問は、条件分岐 と組み合わせられます。数値入力の分岐エディタでは、条件の「範囲」を [設問設定と同じにする] にすると、設問側の正常範囲と自動連動します(設問側を変えると分岐側も追随)。「正常なら次へ、異常なら異常対応の手順書へ」というフローもすぐ組めます。
閲覧記録を確認する
手順書ごとに、誰がいつ見て何と回答したかの記録を「閲覧記録」モーダルで確認できます。
閲覧記録を開く場所
- 手順書編集画面の上部メニュー:[閲覧記録] ボタンから直接開けます
- 活用レポート:手順書の詳細から閲覧記録を開けます
閲覧記録で確認できること
- 行:1回の実施(誰がいつ見たか)
- 列:その版の各設問
-
セル:回答値+OK/NGチップ
- 緑(OK):正常な選択肢/正常範囲の値で通過
- 赤(NG):異常な選択肢/範囲外の値で通過(=異常あり)
- チェック:合否のない確認だけの設問(正誤も範囲も設定なし)
- 数値:数値入力で合否範囲を設定していない場合の測定値
- AIバッジ:写真提出の設問でAIチェックを使っている場合、AIの参考所見(AI○/AI!/AI?)がセルに並びます(Proプラン以上)。回答の判定は書き換えません。
- Revドロップダウン:手順書の版を切り替えて確認できます(版はまたぎません)
- 状態サマリ:実施ごとの状態と件数を上部に表示します。記号の凡例も表の上に出ます
- 行をクリックすると、1回の実施の詳細ドロワーが開きます
- 状態の絞り込み:すべての状態を件数つきで並べ、0件の状態は選べません
CSV出力(Proプラン以上)
モーダル右上の [CSV出力] ボタンで、閲覧記録を CSVファイルとして書き出せます。点検表・チェックシートの提出物として保管したり、社外の帳票フォーマットへの取り込み元として使えます。
閲覧記録を開ける権限
- オーナー / チーム管理者:対象手順書のチーム内全記録を閲覧可
- グループ管理者:自分の管理グループ配下のユーザーの記録に限定
- 作成ユーザー / 閲覧ユーザー / ゲスト:閲覧記録は表示されません
こんな使い方ができます
- 始業前点検:はい/いいえの設問群を「想定と違っても次へ進める」で構成。異常があっても止まらず先へ進み、点検表として記録が残る
- 数値の規格チェック:測定値の入力設問に正常範囲を設定。範囲外=異常あり、範囲内=OK として一覧化
- 異常のときは別手順へ:良否判定+条件分岐で、異常検出時に「異常対応マニュアル」へ自動ジャンプ
- 監査記録として保管:CSV出力を月次で保管、社内監査・ISO運用の帳票として使う
関連
実施の状態
1回の実施は、設問にどこまで答えたかによって下記の状態に分かれます。記号の意味は表の上の凡例と、セルにカーソルを合わせたときの表示でも確認できます。
- 完了(✓ 緑):最後まで見て、設問にすべて答えた
- 完了(つまずきあり)(△):答えたが、間違えた設問がある
- 完了(異常あり)(✕):答えたが、「異常」と記録された設問がある
- 完了(一部回答)(✓ 灰):最後まで見たが、答えていない設問がある
- 完了(回答なし)(⊘):最後まで見たが、設問に1つも答えていない
- 未完(⊘):最後まで見終わっていない
- 参照(設問なし)(◌):参照モードで設問を飛ばして読んだ回。点検の集計と教育コースの完了には入りません
「完了(一部回答)」「完了(回答なし)」は、完了報告そのものは出ている状態です。すべて答えた「完了」と同じ扱いにはせず、別の状態として区別しています。点検表として一部の設問だけ答えて終える運用も通るため、未回答の設問があっても完了報告に進めます(未回答の設問は一覧で表示され、押すとその手順へ移動します)。
「未回答」の表示について
設問のセルで答えが記録されていない場合は、すべて「未回答」と表示されます。その手順まで進んでいない場合と、進んだが答えていない場合を記録から区別することはできません。また、目次から設問だけに答える使い方もあるため、到達したかどうかでの区別は行いません。