撮影中に作業者が言った合図の言葉を手がかりに、設問を残す手順を絞り込む機能です。[手順化の設定] で対象キーワードを指定すると、その言葉が話されている手順にだけ設問が残り、それ以外の手順の設問は外れます。
設問は Core, Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。絞り込みは既定でOFFのため、設定を触らない限り、これまでどおりすべての設問が反映されます。
使えるタイミング
AI処理は、確認できる場面があれば積極的に設問を作ります。1つの作業が長い動画では手順数が多くなるため、設問も比例して増えます。すべてに回答を求めると、閲覧する現場の負担が大きくなります。
この機能を使うと、撮影時に作業者が意図して合図した箇所だけに設問を残せます。要所にだけ設問を置きたい場合や、手順数が多くて設問を絞り込みたい場合に使います。
照合には、動画の音声から作られた字幕を使います。音声が入っていない動画では言葉を探せないため、チェックボックスは選べません。
設定方法
- 素材から手順書を作成すると [手順化の設定] が表示されます
- [設問を手順に反映する] にチェックが入っていることを確認します
- [キーワードを言った手順だけ設問を残す] にチェックを入れます
- [設定] を押すと [対象キーワードの設定] が開きます
- 対象にする言葉を指定し、[この内容にする] を押します
- [手順化の設定] に戻り、[この内容で決定] を押します
指定した内容は記憶され、次に [手順化の設定] を開いたときの初期値になります。
対象キーワードを指定する
[対象キーワードの設定] の上段で、どの言葉を対象にするかを決めます。一覧には次の3種類が並びます。
- テンプレート … チームで登録した言葉
- 追加 … この画面で入力した言葉
- 既定 … Diveにあらかじめ用意されている言葉(注意、ポイント、重要 など)
言葉を使うかどうかは、各行のチェックで切り替えます。チェックを外した言葉は照合の対象から外れますが、一覧からは消えません。表の見出しのチェックを操作すると、表示中の行をまとめて切り替えられます。
新しい言葉を足すときは、上部の入力欄に入力して Enter を押します。
各行の [該当する手順] には、その言葉がこの動画の何手順で話されているかが表示されます。0件の言葉はこの動画では使われていません。この動画で1件も該当しない既定の言葉は初期表示では畳まれており、一覧の下のリンクから表示できます。
言葉は表記のゆれを吸収して照合します。カタカナとひらがな、全角と半角、長音の有無は同じものとして扱われます。漢字とかなの違い(「確認」と「かくにん」)は区別されるため、動画で話されている表記に合わせて指定してください。
この動画でよく出てくる言葉から選ぶ
社内で合図の言葉を決めていても、実際の撮影では別の言い方をしていることがあります。「注意」と決めていても、作業者が「気をつけて」と言っている場合などです。
入力欄の下に、その動画の中で複数の手順にまたがって使われている言葉が候補として表示されます。クリックすると対象に追加されます。実際に話されている言葉から選べるため、指定した言葉が1件も該当しない状態を避けられます。
候補は、手順数がある程度ある動画でのみ表示されます。手順が少ない動画では、言葉の使われ方に差が出ないため表示されません。
結果を確認する
画面の下段に、その設定でどうなるかが表示されます。設問の総数と、そのうち何件が残るかを確認できます。
[残る] と [外れる] を切り替えると、それぞれに該当する手順の一覧が表示されます。一覧には手順番号、手順のタイトル、設問文に加えて、根拠になった発話が表示されます。キーワードに一致した箇所は色付きで示されます。
[外れる] 側では、その手順で実際に何を話していたかを確認できます。残したい手順が外れている場合は、その発話に含まれる言葉を対象に追加してください。
チーム共通のキーワードを登録する
チームで決めた合図の言葉は、辞書ページに登録しておくと、手順書を作るたびに候補として表示されます。
- 左メニューから [辞書] を開きます
- [テンプレート] タブの [設問キーワード] を開きます
- 言葉を入力して [追加] を押します
登録はチーム管理者以上の権限をお持ちの方が行います。テンプレートは Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。
登録した言葉は [対象キーワードの設定] に [テンプレート] として表示されます。使うかどうかは利用者ごとに切り替えられ、その選択は登録内容には影響しません。
撮影時の運用
この機能は、撮影の段階で合図の言葉を決めておくと効果的です。確認してほしい場面で、作業者に決めた言葉を一言はっきり発声してもらうと、その手順に設問が残ります。
普段の作業説明であまり使わない言葉を選ぶと、狙った箇所だけを拾えます。「確認」のように作業中に頻繁に出る言葉を選ぶと、多くの手順が該当して絞り込みになりません。[該当する手順] の件数を見ながら調整してください。
後から変更する
絞り込みで外れた設問は、設問の種類が「なし」になった状態です。設問の内容そのものは残っているため、手順書が下書きの状態であれば、手順ごとに設問を設定し直せます。別のキーワードで作り直したい場合は、同じ素材からもう一度手順書を作成してください。