手順書の書き方・見せ方まわりの改善を中心に、5点をリリースしました。手順の文章を箇条書きで書けるようになり、出力したPDF・PowerPoint・Excelでも箇条書きのまま読める形になります。
①手順の文章を箇条書きで書けるようになりました
これまで、手順の説明文に「・」を入れて箇条書きのように書いても、画面上は普通の文章と同じ扱いでした。文が長くて折り返すと2行目が行頭まで戻ってしまい、どこまでが1項目なのかが分からなくなっていました。
今回のリリースで、行の先頭に「・」がある行を箇条書きとして表示するようになりました。折り返した2行目以降は「・」の右側に揃うので、項目の切れ目がひと目で分かります。
●書き方
- 行の先頭に「・」を打つだけです。専用のボタンや書式設定はありません
- 箇条書きの行で Enter を押すと、次の行にも「・」が自動で付きます
- 「・」だけの空の行で Enter を押すと「・」が外れ、箇条書きから抜けます
- 行頭の空白(字下げ)はそのまま残るので、内訳を一段下げて書くこともできます
- 「1.」「1)」のような番号付きも箇条書きとして表示します(番号はご入力のまま残ります)
●対象になる場所
- 手順の説明文、作業のコツ、品質注意、安全上の重要事項
- 手順書の概要説明
- 再生画面(閲覧するとき)と編集画面のどちらでも同じ見た目になります
- AI処理の結果を確認するプレビュー画面でも同じ見た目で表示します
●出力ファイルでも箇条書きになります
PDF・PowerPoint・Excelに出力したときも、箇条書きは箇条書きのまま出ます。折り返した行は「・」の右側に揃います。
あわせて、見出しの出し方を見直しました。これまでは「・作業のコツ:本文」のように見出しと本文を1行につなげていたため、本文自体が箇条書きだと「・」が二重になって階層が分からなくなっていました。今回から見出しは独立した行になり、本文は次の行から始まります。設問は「●設問」、選択肢は「<選択肢>」の形で、本文の「・」と区別できる記号に分けています。
●AIが作った文章の記号を揃えます
AI処理が返す箇条書きの記号(「-」「*」「•」)は、取り込むときに「・」へ自動で揃えます。1行しかない文章の先頭に付いた「・」は、これまでどおり装飾とみなして外します。
②手順書を作るときに「文章を画面に表示しない」を選べるようになりました
再生時に各手順の説明文を隠す「文章非表示」は、これまで手順書を作ったあとに基本情報から設定する必要がありました。今回のリリースで、手順書を作る前の「手順化の設定」でも選べるようになりました。
- 動画・ファイル・PDFから新しく手順書を作るときに表示されます
- 選んだ内容は次回以降も引き継がれます
- 作成後も、基本情報の「再生・表示設定」から切り替えられます
- 既存の手順書に手順を追加で挿入する場合は表示されません(挿入で手順書全体の表示設定が変わってしまうため)
動画手順をシンプルな見た目にしたいとき、画像やスライドと読み上げ音声だけで動画のように見せたいときにお使いください。
③AIチェックを手順書の作成時に一括で付けられるようになりました(β版)
提出された写真をAIが確認する「AIチェック」は、これまで手順ごとに設問を開いて設定する必要がありました。今回のリリースで、「手順化の設定」から一括で付けられるようになりました。
- 「AIチェックを利用する」にチェックを入れると、設問のある手順すべてに「写真提出を必須にする」と「AIチェックを利用する」がまとめて付きます
- AIチェックは写真提出とセットの設定のため、両方が同時に付きます
- 設問のキーワード絞り込みをお使いの場合は、絞り込みで残った手順にだけ付きます
- 手順ごとの調整は、作成後に各手順の設問から行えます
- Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。それ以外のプランでは選択できません
AIチェックは、撮影した写真をAIが確認して OK / 要確認 / 判別できない を助言する機能です(β版)。作業者の確認に加えた二重チェックという位置づけで、合否は判定せず、回答の保存を止めることもありません。
④点検表(閲覧記録)にAIチェックの結果が並ぶようになりました
これまでAIチェックの結果は、回答した本人がその場で確認できるだけでした。今回のリリースで、点検表(閲覧記録)にも残るようになり、あとから見返せるようになりました。
- 該当するセルに小さなバッジ(AI○ / AI! / AI?)が付きます
- バッジにカーソルを合わせると、AIの所見・その根拠・チェックした回数を確認できます
- スマートフォン表示の一覧、詳細のドロワーにも同じ内容が出ます
- CSVに書き出すと「(AI:一致)」「(AI:要確認)」「(AI:判別不可)」の形で列に入ります
作業者の回答(正常・異常)はAIチェックの結果によって書き換わりません。点検表の一次情報はあくまで人の判定で、AIは注記という位置づけです。AIの指摘には「異常」と同じ赤は使わず、色でも区別しています。
⑤そのほかブラッシュアップ
- 音声が入っていない動画(画面録画でマイク・パソコンの音声をオフにした場合など)で、AI処理が音声の取り出しに失敗していた問題を修正しました。音声の有無を先に判定し、映像だけで手順を作るように切り替えます
- ホームフォルダの一覧に、名前のないフォルダが表示されることがある問題を修正しました。このフォルダの名前を変えたり中に手順書を作ったりすると、一覧そのものが表示できなくなる場合がありました
- はじめて手順書を作るときの保存先フォルダを自動で選ぶようにしました。これまでは保存先が決まらず、最後の公開だけができない状態になることがありました。選ばれたフォルダ名は画面にも表示します(あとから移動できます)
- ご契約中のプランがあるのに、トライアルのご案内に「期間終了後は自動的に元のFreeプランに戻ります」と表示されていた問題を修正しました。実際の戻り先は以前からご契約のプランで、表示だけが誤っていました
- 次回更新時のプラン変更や、開始日を先に指定したご契約を予約している状態でも、上位プランのトライアルを開始できるようにしました。これまでは予約が適用されるまでお待ちいただく必要がありました
- 手順書を閲覧するだけの方に、編集者向けの案内(動画編集に関する注意書き)が表示されていたのを、編集できる方にだけ表示するようにしました
- 再生開始画面の概要説明が長く折り返すとき、行頭が揃わず読みにくかったのを、2行以上になる場合は左寄せに切り替えるようにしました
- 設問を設定していない手順の編集画面で、中身のない設定枠の余白だけが残っていたのを解消しました
- 毎月お送りしているご活用のご案内メールで、ご契約のプラン名が既定の文言のままになっていた問題を修正しました
既存のご利用への影響
作成済みの手順書の文章は変更していません。すでに「・」を使って書かれている説明文は、今回から自動的に箇条書きとして表示されます(文章そのものは書き換わりません)。「文章を画面に表示しない」とAIチェックの一括設定は、いずれも初期状態はオフです。
関連情報
- 手順化の設定(読み上げ・字幕・設問・関連ファイル)
- 再生時に文章(説明文)を非表示にする
- AIチェック(提出写真の二重チェック)の使い方
- 良否判定つき設問と閲覧記録(点検表・チェックシート運用)
- 手順タイトル・文章の編集
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎