今回は、点検・確認の設問での AIチェック(二重チェック・β版) を中心とした新機能・改善リリースです。作業者が提出した写真をAIがもう一度確認し、お手本との違いや異常の可能性に気づきやすくします。あわせて、実機をかざさずにARコンテンツを配置できる3D編集(β版)、手順の結合、文章非表示など、機能の追加とブラッシュアップを行いました。
① AIチェック(提出写真の二重チェック)を追加しました(β版)
写真の提出を必須にした設問で、作業者が撮って提出した写真を AIがもう一度確認する「二重チェック」を追加しました。人の目による確認に、AIによる二番目の目を加えるための機能です。
本機能はβ版として提供しています。仕様や判定の精度は今後改善していきます。うまくいった例・意図どおりに判定されなかった例など、お気づきの点は customer-success@episotech.com(Diveカスタマーサクセス)までお寄せください。
●確認のしかた(2通り)
- お手本画像と照合:設問に「お手本画像」を登録しておくと、提出写真とお手本をAIが見比べます
- 設問と手順の内容で確認:お手本画像が無い場合は、設問文と手順の説明をもとにAIが写真を確認します
●結果の出かた
- 一致を確認 / 問題は見つからず(参考所見・最終確認はご自身で)
- お手本と異なる可能性・要再確認(もう一度ご確認ください)
- 写真から判別できず(対象がはっきり写るよう撮り直してから照合)
結果はあくまで 参考所見 です。「合格」「適合」などの最終判断を置き換えるものではなく、作業者ご自身・管理者による確認を前提とした補助としてお使いください。
●設定(手順書を作る側)
写真提出を必須にした設問で [AIチェック] を有効にし、必要に応じて お手本画像 を登録します。設問文の直下にお手本画像が表示され、良否判定(点検)の設問では 「正常」の目安 もあわせて作業者に示せるようになりました。詳しい設定と使い方は AIチェック(提出写真の二重チェック・β版)の使い方 をご参照ください。
●ご注意
- Pro・Enterpriseプランのお客様がご利用いただけます
- 写真の提出を必須にした設問でのみ動作します(写真の送信が完了したあとにチェックできます)
- オフラインのときはAIチェックはできません(オンラインに戻ると利用できます)
- 設定していない設問には表示されません。既存の設問の挙動は変わりません
●AIチェック(お手本との照合)
② ARコンテンツを実機なしで編集・非対応端末でも3Dで閲覧できるようになりました(3D編集・β版)
これまでARコンテンツ(矢印・テキスト・画像・音声・3Dモデルなど)の配置は、スマホアプリで実機をかざして行う [AR編集] が中心でした。今回、実機をかざさなくても、PC・スマートフォンのブラウザの画面だけでARコンテンツを3D空間に配置・編集できる [3D編集(β)] を追加しました。現物が手元になくても、自席で配置作業を進められます。
あわせて、閲覧画面に [3Dで見る] を追加しました。AR(実機をかざす表示)に対応していない端末でも、ARコンテンツを3Dビューで回転・拡大しながら確認できます。
- 対象の手順のAR設定で [使う] をONにすると、[AR編集] の隣に [3D編集(β)] ボタンが表示されます
- ARコンテンツの作成・編集(AR編集/3D編集)は、Pro・Enterpriseプランが対象です
- [3Dで見る](閲覧)は、その手順書を閲覧できる方であればご利用いただけます
[3D編集] はβ版として提供しています。詳しい使い方は 3D編集(ARコンテンツを3D空間で配置) をご参照ください。ARの使いどころは ARの使いどころと手順への組み込み方 もあわせてご覧ください。
●3Dで見る(閲覧画面)
③ 手順書を音声・画像だけで見せられるようにしました(文章非表示)
手順書ごとに、再生時に各手順の説明文を画面に表示しない設定を追加しました。画像やスライドと読み上げ音声だけで、動画のように見せたいときに使えます。
- 設定は手順書の編集画面の [再生・表示設定] にある [文章を画面に表示しない] をONにします(手順書を作る側の設定です)
- ONにした手順書を閲覧すると、説明文は表示されず、音声で読み上げます(「この手順書は文章非表示に設定されています」と表示されます)
- 閲覧者は、再生画面の [文章を表示] トグルで、その場で一時的に文章を表示することもできます
- 説明文そのものは消えません(隠しているだけです)。設定をOFFに戻せば元どおり表示されます
詳しい使い方は 再生時に文章(説明文)を非表示にする をご参照ください。
●再生・表示設定 > 文章を画面に表示しない
④ 手順の結合時に、説明文を引き継ぐようにしました
隣り合う手順を結合したときに、あとの手順の説明文を先頭の手順へ 自動で引き継ぐ(転記する)ようにしました。結合したことで説明が失われず、そのまま1つの手順として読めます。
- 結合を解除すると、引き継いだ分は元の手順に戻ります(二重に残りません)
- 引き継いだあとに手編集で文章を変えていた場合は、上書きしません(安全側の動作です)
⑤ そのほかブラッシュアップ・不具合修正
●AR・3Dコンテンツの保存まわり
- 保存後に、配置した画像・音声・3Dモデルが表示されない(読み込めない)ことがある不具合を修正しました
- 作成したAR・3Dコンテンツを再編集して保存すると、配置した内容(3Dデータ)が消えることがある不具合を修正しました
- そのほか、AR・3Dコンテンツのメディアの保存まわりの不具合をあわせて修正しました
●そのほか
- 「アフレコ」の名称を「音声」に変更しました(機能は同じです。表示名のみの変更です)
- 手順書が共有(下書きの共有)されている状態でも、承認フローの対象者が承認できない不具合を修正しました
- 入力欄でEnterキーを押すとフォーカスが外れて改行できないことがある不具合を修正しました
- フォルダのいちばん上(ルート直下)に誤ってフォルダを指定できてしまう不具合を修正しました
設定を変更していない場合、これまでの手順書・解析結果の挙動は変わりません。AIチェックは対象の設問で有効にした場合にのみ表示されます。「アフレコ」は表示名が「音声」に変わりますが、機能は同じです。
関連情報(各機能の使い方)
◎本アップデートについてご不明な点は、customer-success@episotech.com までお気軽にお問い合わせください。