今回は 動画のAI解析 を中心にした改善リリースです。「AIにおまかせで分割する」だけでなく、手順の細かさを目標として指定する、既存の作業手順書の区切りにそろえるといった、現場の意図に合わせた解析ができるようになりました。あわせて、長い動画での分割精度と、再解析まわりの使い勝手を改善しています。
① AI処理オプションに「目標の手順数」を追加しました(動画)
これまで手順の細かさは [分割の粒度](工程/手順/動作/単一) でのみ指定できましたが、「もう少し細かく割ってほしい」「1本の動画をだいたい10手順にそろえたい」といった調整はできませんでした。今回、AI処理オプションの [詳細設定] に [目標の手順数] を追加しました。
- おまかせ(既定):これまでどおり、分割の粒度に応じた細かさでAIが判断します
- 手順数を指定:動画全体でおよそ何手順に分けるかを指定します(例:10 手順)
- 秒数を指定:1手順あたりの目安の長さを指定します(例:30 秒/手順)
指定した場合も、手順の区切り方そのもの(作業の意味の切れ目で分ける)は変わりません。数だけを目標に近づけます。長い動画は内部で区間に分けて解析していますが、動画全体で目標に近づくように調整されるため、動画の長さによって手順数がばらつくことはありません。
●ご注意
- 設定を変えていない場合の解析結果はこれまでと変わりません(おまかせが既定です)
- 分割の粒度が [単一](動画全体を1手順として扱う)のときは表示されません
- 後述の [参考にする作業手順書] で資料の区切りにそろえる場合は、資料側の手順数が優先されるため、目標の手順数の指定は使いません(画面上でも無効と表示されます)
- 「目標」であり、必ずその数ちょうどになることを保証するものではありません
●AI処理オプション > 詳細設定 > 目標の手順数
② 参考にする作業手順書(β)の分割を改善しました
既存の作業手順書(PDF/Excel/Word/画像)を [参考にする作業手順書] に指定し、その資料の区切りに動画をそろえて分割する機能(β提供中)を改善しました。
- 長い動画でも資料どおりの手順数になります:これまで長い動画では区切りがずれ、できあがった手順書の手順数が資料と合わないことがありました。今回、動画全体を通して資料のステップ数・順序に整合させるようにしました
- 動画に映っていない手順も欠落しなくなりました:資料には書かれているが動画には撮られていない手順が、手順書から抜け落ちることがありました。資料どおりの手順を残したうえで、動画側の情報がある手順に映像を割り当てます
- チェックボックスの名称をわかりやすくしました:[この資料の区切りに合わせて動画を割る (厳密整合)] → [資料の手順どおりに分割する]
使い方は 動画解析で参考手順書を指定する(β) をご参照ください。引き続きβ提供中のため、うまくいった例・意図どおりに分割されなかった例など、お気づきの点は customer-success@episotech.com(Diveカスタマーサクセス)までお寄せください。
③ 再解析時に、前回の解析条件を引き継ぐようにしました
素材の [AI再実行] や、失敗した区間だけの再試行を行ったときに、前回指定した条件が引き継がれず、指定したはずの設定が反映されないことがありました。今回、次の設定を引き継ぐようにしています。
- 参考にする作業手順書と、その使い方(資料の手順どおりに分割する/用語・文脈の参考としてのみ使う)
- 目標の手順数
- 無音カットの設定
長い動画で一部の区間だけを再試行した場合も、他の区間と同じ条件で解析されるため、区間ごとに細かさや文体が食い違うことがなくなります。
関連情報
◎本アップデートについてご不明な点は、customer-success@episotech.com までお気軽にお問い合わせください。