今回のリリースでは、手順書の設問づくりを高速化する「設問テンプレート」、動画の動作字幕を本文と別スタイルで指定できる「字幕スタイルの独立指定」、再生画面のキーボード操作、管理者によるアカウントロック解除、作業分析結果のExcel出力を追加しました。あわせて、動作字幕の自然さ改善、辞書の「専門用語集」への呼称変更などを行っています。
①設問テンプレート(Pro以上)
複数の手順で同じような設問(良否判定、選択式、数値範囲など)を繰り返し設定していた作業を、テンプレートで一気に適用できるようにしました。
- 手順書エディタの「一括編集」→「設問を一括編集」タブ に、新しく [テンプレートを使う] アクションを追加しました
- あらかじめ登録しておいた設問テンプレートを選び、対象の手順を選ぶだけで、設問(設問文・選択肢・正解・良否判定など)をまとめて置き換え・追加できます
- 設問が設定されていない手順にもテンプレートから追加できます
設問テンプレートは 専門用語集ページの「テンプレート」タブ で作成・管理できます。頻出の点検設問(例:「異常なし/要修理」の良否判定、規定値の範囲チェックなど)をチーム標準として登録しておくと、以降の手順書作成が一気に楽になります。
②動画AIの「動作字幕スタイル」を本文と独立して指定できるように
これまで、AI処理で生成される 動画の動作字幕(画面下部に表示される短い動作の説明)と、手順本文の文章スタイル(命令形・敬体・体言止めなど)は同じスタイルが適用されていました。今回、字幕と本文でスタイルを別々に指定できるようにしました。
- AI処理オプションの [字幕スタイル] で、既定は「文章スタイルと同じ」(従来通り)
- チェックを外すと、字幕だけ別のスタイル(例:本文は敬体、字幕は命令形)に切り替えられます
- 「手順書作成方針に従う」 を本文で選んだ場合は、字幕は方針未対応のため個別に選ぶ運用に変わります
あわせて、動作字幕そのものの 自然さを改善 しました(語尾のブレ・不自然な言い回しの低減)。
③手順書再生:キーボード ← / → で前後の手順に移動
手順書の再生画面で、矢印キー ← / → を押すだけで前後の手順に移動できるようになりました。「次へ」「前へ」ボタンをクリックするのと同じ挙動です。
- 入力欄・設問モーダル・目次モーダル等を開いている間は無効(キー入力を奪いません)
- 再生開始(クリックして開始)前は無効
- マウス操作が難しい現場端末や、両手が塞がりがちな作業中の閲覧に有効です
④作業分析の結果をExcelで出力できるように
作業分析の各ステップの結果と 標準時間を、1つのExcelファイルにまとめて出力できるようになりました。工程管理表・稟議資料・他システムへの取り込み用に、画面で見えている値をそのまま抜き出せます。
- 作業分析プロジェクトを開き、画面右上の [Excel出力] ボタン(Excelアイコン)から出力できます。STEP1〜STEP6 のどの画面からでも押せます
- 出力される 6シート構成:サマリー/選定(AI改善提案)/抽出(サイクル×要素マトリクス)/分類(時系列順)/改善(組替後・標準時間つき)/比較(若手比較のメタ情報)
- 標準時間 = 測定時間 ÷ 補正速度 の定義で出力されます(画面表示と同一)
詳細は 作業分析の結果をExcelで出力する(標準時間の抜き出し) をご参照ください。
その他の改善
- 辞書 → 「専門用語集」に呼称を統一:AI処理・翻訳・音声認識で用語の解釈精度を上げるための機能を「専門用語集」と呼ぶよう画面表記を統一しました。前回リリースで追加した Excel/CSV 一括インポートに加え、上述の 設問テンプレート も同ページに集約されています。
- ユーザー削除の呼称を「無効化」に統一:これまで「削除」表記だった一括操作を「無効化」に統一しました。実態はこれまで同様の論理削除(復元可能)で、機能面の変更はありません。
- 未処理動画からの AI 処理起動導線を追加:メディアブラウザの詳細モーダルから、まだ AI 処理を実行していない動画に対して [AI処理を実行] ボタンを表示するようにしました。アップロードだけ済んでいて解析はこれからの動画をワンクリックで解析キューに入れられます。詳細は 解析していない動画素材にAI解析を実行する をご参照ください。
- サインインリセットのバグ修正:一部条件下でサインイン画面の入力リセットが正しく行われなかった不具合を修正しました。
- アカウントのロック解除(オーナー / チーム管理者):ログイン失敗回数の超過で ロック状態になったユーザーを、管理者側からその場で解除できるようにしました。ユーザー管理が実施できます。