文章の読み上げを使っている手順では、読み上げが終わるまで、その手順の動画を先頭から繰り返し再生します。手順の動画よりも読み上げのほうが長いと、同じ動画が2回、3回と繰り返されます。
アプリで再生しているときも同じ動作ですが、[次へ]で先に進めるため気になりにくい動作です。MP4出力では手順が自動で進むため、繰り返したぶんがそのまま動画に残ります。繰り返しを無くしたい場合は、下記のいずれかで「読み上げの長さ」を「手順の動画の長さ」に収めてください。
参考:字幕・文章読み上げ機能/MP4出力
繰り返しが起きる仕組み
文章の読み上げは、動画と同期しない読み上げです。手順を開くと文章欄の内容を最初から読み上げ、動画はそれとは別に再生されます。文章の読み上げは、初期設定でONになっています。
動画が最後まで再生された時点で読み上げが終わっていなければ、動画を先頭に戻して再生を続けます。読み上げが終わったあとは、その回の動画を最後まで再生してから次の手順に進みます。たとえば手順の動画が5秒、読み上げが12秒の場合、動画は3回再生されます。
読み上げの長さは、本文だけでなく、作業のコツ・品質注意・安全上の重要事項を含めた合計で決まります。
字幕の読み上げは字幕の表示タイミングに合わせて読み上げるため、この繰り返しは起きません。
繰り返しが起きている手順を見つける
アプリで手順書を再生し、動画が最後まで進んだあとも読み上げが続いて、動画が先頭に戻る手順が対象です。
対処1:読み上げる項目を絞る
手順書全体の読み上げを、1か所の設定でまとめて短くできる方法です。文章の読み上げでは、本文のほかに作業のコツ・品質注意・安全上の重要事項も読み上げます。これらを読み上げから外すと、読み上げが短くなります。
- 手順書の編集画面で[基本情報]を開きます
- 「再生・表示設定」の「表示の詳細設定」を開きます
- [読み上げる項目] で、読み上げから外したい項目のチェックを外します
本文は必ず読み上げます。外した項目は読み上げ音声から外れますが、画面の表示は変わりません。PCブラウザから行います。
対処2:字幕の読み上げに切り替える
字幕の読み上げは、字幕の表示タイミングに合わせて読み上げます。読み上げが字幕の枠に収まるよう速度が調整されるため、動画を繰り返すことはありません。
動画エディターで手順を選択したときの音声設定にある [読み上げ対象] で [字幕] を選びます。手順ごとの設定なので、繰り返しが起きている手順だけ切り替えることもできます。
読み上げられるのは、文章欄ではなく字幕の内容です。字幕の無い手順では何も読み上げられません。また、字幕の読み上げを使う手順では、動画の元の音声は自動的にミュートされます。
字幕の枠に対して文が長いと、読み上げが早口になります。その場合は 時間が短い手順の場合、字幕読み上げが早口で聞き取れないです を参照してください。
対処3:手順の動画を長くする
読み上げに合わせて、手順の動画の再生時間を延ばす方法です。動画エディターで、下記のいずれかを行います。
- 手順の区切りを調整して、その手順に含める動画の範囲を広げる(手順区切りの調整)
- 図形を挿入して静止時間を入れる。静止のあいだ動画が止まり、そのぶん手順の再生時間が延びます(図形挿入時の「静止時間」を変更する(再生時に何秒止めるか))
- その手順の再生速度を遅くする(再生速度を変更する)
対処4:文章を短くする
本文・作業のコツ・品質注意・安全上の重要事項の文章を短くします。読み上げの長さはこれらの合計で決まるため、本文だけを短くしても、ほかの項目が長いと繰り返しは残ります。
対処5:読み上げをオフにする
[読み上げ対象] で [なし] を選ぶと、その手順は読み上げなしになります。MP4出力では、動画を1回再生したあと次の手順に進みます。文章欄の表示は変わりません。
設定を変えたあと、MP4を作り直す
読み上げる項目・文章・読み上げ対象を変更すると、読み上げ音声は作り直されます。すでに作成したMP4には反映されないため、手順書を発行したあと、MP4を作り直してください。
以前に作成したMP4が残っている場合は、MP4出力の画面で [作成済みデータを破棄して、作成しなおす] にチェックを入れて出力します。翻訳言語ごとにMP4を作成している場合は、言語ごとに作り直しが必要です。