スタートガイドもいよいよ最終ステップです。手順書は「作って終わり」ではなく、現場で使われ、現場の声で育っていくことで、はじめて技術伝承の仕組みになります。
最後に、現場の“欲しい・困った”を起点に手順書を育てていく進め方をご紹介します。
何の手順書から作るかは、現場に聞く
「どの手順書を作ればいいか分からない」で止まってしまうのは、よくあることです。最初から体系立てて洗い出そうとすると重く、なかなか前に進みません。
そこでDiveでは、現場のメンバー自身に「欲しい手順書」を投稿してもらうことをおすすめしています。新人や閲覧専用のメンバーを含む全員が、「こういう手順書が欲しい」「ここで困った」を気軽に投稿でき、同じものが欲しい人は「+1」で後押しできます。
票が集まった順=本当に必要とされている順に手順書を作っていけば、作っても使われない手順書を減らせます。
欲しい手順書を育てるサイクル
- 集める:サイドバーの「欲しい手順書」から、現場の“欲しい・困った”を全員が投稿します。「+1」で需要の強さが見えます。
- 作る:「+1」の多い(=必要とされている)ものから着手します。Step1〜Step4の流れで手順書を作成・公開しましょう。
- 応える:完成した手順書を要望に紐づけると、投稿した人・「+1」した人へ「あなたの要望に応えました」とお知らせが届きます。
このサイクルを回すほど、現場で実際に使われる手順書が積み上がっていきます。詳しい使い方は 欲しい手順書(アイデア帳)の使い方 をご覧ください。
作る人を1人にしない
最初は導入担当者が作ってOKですが、ずっと1人で抱えると止まってしまいます。「欲しい手順書」のボードは、欲しい人と作れる人が同じ画面で出会う場です。業務担当者が自分で撮って作る文化が回り始めると、手順書は自走して増えていきます。
さらに:組織のスキルを可視化したい場合(任意)
手順書が現場で使われ始めると、その積み重ねは「誰が・何を・どこまでできるか」というスキルの見える化にもつながります。組織のスキル状況を体系的に管理したい場合は、スキルマップ機能をご活用ください。これは任意の発展ステップです。最初から取り組む必要はありません。