スキルマップを作って終わりではなく、運用しながら定期的に更新・活用 することで、計画的な人材育成が回り始めます。本記事では、Diveでの代表的な運用パターンをご紹介します。
スキルマップの全体像については スキルマップとは?/スキルマークの見方 をご参照ください。
運用の基本サイクル
- 課題となるスキルを決める:スキルマップでギャップが発生しているところを優先候補にすると効果的です
- 関連手順書を紐づける:対象スキルに関連のある手順書があればスキル定義から紐づけ。なければ動画を撮影し、新しく手順書を作成しておきましょう
- 定期的にスキルレベルを更新する:四半期に1回などのペースで、各ユーザーのスキルを評価・更新します
レベル評価時に参考になるデータ
ユーザー毎に下記のデータが確認できるので、レベル更新時の参考にしてください。
- 紐づけられた手順書の閲覧完了履歴:設問回答の結果も確認できます
- 手入力した教育履歴:実業務で行ったことなどを入力しておくと評価の材料になります。本人または管理者が入力できます
計画に対しての実績(手動の教育記録、レベル変更)は ユーザー毎に可視化 されます。
コース・資格・手順書の実績で自動で更新する
定期的な棚卸しに加えて、教育(コース)と資格をスキルに紐づけておくと、日々の修了・取得がスキルマップへ自動で反映されます。評価の手間そのものを減らしたい場合は、こちらを基本にしてください。
- スキルごとに「どのコースを修了すれば到達とみなすか」「どの資格が到達を証明するか」を決めます
- コースの [身につくスキル]、資格の [証明するスキル](またはスキル側の [このスキルが身につくコース] / [このスキルを証明する資格])に、到達レベル付きで設定します
- 以後は修了・取得のたびにレベルが更新されます。人が確認してから確定したい場合は、自動評価を「育成記録だけ残す」に切り替えます
コースや資格を作っていない場合でも、関連手順書の実績だけで上げられます。スキルごとに [すべて完了したときの到達レベル] を設定しておくと、紐づけた手順書をすべてやり切った人のレベルが上がります(どこまでを完了とみなすかはチーム共通の設定で決めます)。手順書の紐づけがそのまま評価の材料になるため、上の「関連手順書を紐づける」がより効きます。
詳しい設定手順は コース修了・資格取得・手順書の実績でスキルレベルを自動更新する をご参照ください。
紐づけていないスキル(現場での実施が根拠になるものなど)は、これまでどおり定期的な評価で更新します。設定と条件は チーム共通のスキルを定義する(スキルマップの共通設定) をご参照ください。
運用のポイント
- ギャップの可視化を出発点にする:「足りないスキル」を起点に育成計画を立てると、優先順位がはっきりします
- 手順書を充実させる:紐づけ手順書が増えるほど、スキル獲得の自己学習が進みます。AIで手順書を一括紐づけ もご活用ください
- 遅れている人をスキル単位で拾う:[スキル分析] でスキルを選び、現在のレベルや育成計画で絞り込むと、グループをまたいで遅れている人を抽出できます。そのまま育成担当者の変更や連絡をまとめて行えます。詳しくは スキル別に全グループの到達状況を確認し、育成をまとめてフォローする をご参照ください
- 四半期ごとの保管:四半期に1回など、定期的に スキルマップの保管 を行うと、変化の振り返り・監査対応が容易になります
- チーム共通スキルを活かす:複数グループで同じスキルを使う場合は 共通設定のチーム共通スキル として定義しておくと、横ぐしの管理が楽になります