今回のリリースでは、スキルマップでの評価の付け方と、スキルレベルの自動更新を見直しました。あわせて、承認の途中で次の承認者を追加できるようにし、手順書の一括編集と手順書プレイヤーの操作を整理しています。
①スキルマップから、その場でまとめて評価できるようになりました
これまで、スキルマップのマス目を押すと個人のスキルページへ移り、レベルの変更は1人・1スキルずつ行う必要がありました。試しに入れた評価を消すときも、1件ずつ [未評価に戻す] を押していました。
今回のリリースで、スキルマップを開いたまま詳細を確かめ、複数の人・複数のスキルをまとめて変更できるようにしました。
●マス目を押すと、その場で詳細が開きます
スキルマップのマス目をクリックすると、スキルマップを開いたまま、その人・そのスキルの詳細が右側に表示されます。個人のスキルページへ移るときは、人の名前をクリックします。評価対象外(灰色)のマス目も、押すと詳細が開きます。
これにあわせて、マス目の右上にあった評価対象・対象外の小さなボタンはなくしました。確認なしに1回で対象外に切り替わり、押し間違えやすかったためです。評価対象の切り替えは、詳細の画面か、下の「選んでまとめて変更」から行います。
●選んでまとめて変更できます
[選んでまとめて変更] を押してマス目を選び、[レベルを変更] または [評価対象を変更] を押します。スキルマップでは、人の名前をクリックするとその人の列を、スキル名をクリックするとそのスキルの行をまとめて選べます。
- 変更後のレベルには「未評価」も選べます。試しに入れた評価をまとめて消すこともできます
- 入口は、スキルマップ・個人のスキルページ・スキル分析の3つです
- 変更は1件ずつ変更履歴に残り、「まとめて変更」の印が付きます。本人の自己評価は変わりません
- 親グループを選んで配下のグループをまとめて表示しているときも使えます。変更できないマス目(その人が所属していないグループのスキルなど)は灰色の斜線で表示し、マウスを乗せると理由を表示します
●レベルの変更が手軽になりました
- レベルの変更・未評価に戻すときの根拠の入力を任意にしました(入力した内容は変更履歴に残ります)
- 保存する前に詳細を閉じたり、別のスキルやタブに切り替えたりすると、「保存していない変更があります」と確認を表示します
- レベルを変更したとき・未評価に戻したときに本人へ送っていたメールは、廃止しました。育成計画・期限・スキル分析からの連絡のメールは、これまでどおり送ります
- 人数やスキルが多いスキルマップでも、開く・選ぶといった操作が速くなりました。上部の操作も整理し、検索・絞り込み・すべて展開は表の左上の見出しに、Excel出力は [その他] にまとめています
●ご利用条件
スキルマップは Core, Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。まとめての変更は、オーナー・チーム管理者・グループ管理者(管理するグループのみ)が、PCブラウザから行います。
②スキルレベルの自動更新を見直しました
コースの修了・資格の取得・関連手順書の実績でスキルレベルを上げる自動更新(自動評価)を、より確実に、より分かりやすくしました。
●チーム全体の反映を、画面を閉じても続けます
これまで、自動評価をオンにしたときなどのチーム全体への反映は、設定した画面を開いている間だけ進み、途中で画面を閉じると止まっていました。今回から、チーム全体への反映はサーバーで順に行い、画面を閉じても止まりません。
- 進み具合と結果は、スキルマップの [共通設定] → [自動評価] タブの上に表示します。途中で止まった場合は [続きから反映する] で残りから反映できます
- 設定は変えずにもう一度反映したいときは、[今の設定で反映し直す] を押します(オーナー・チーム管理者)
- スキルマップを開いている間に反映が終わると、画面の右上でお知らせします。[最新の状態に更新] を押すと、表に反映されます
●人が決めたレベルを優先します
人がレベルを付けた・変えた・未評価に戻したあとは、それより前の実績では自動評価がレベルを変えないようにしました。育成記録だけを残し、記録には「(人が後から決めたレベルを優先し、レベルは変えていません)」と表示します。これまでは、人が下げたレベルを、以前の関連手順書の実績で一度だけ上げ直してしまうことがありました。
●手順書の実績の数え方をそろえました
- 手順書を完了したとき・設定を保存したときに、その場で判定するようにしました
- 関連手順書の「ひとり立ち」は、最後まで実施した記録で判定します。設問に答えずに完了報告した回は数えず、関連手順書の一覧では「完了 (未回答の設問あり)」と表示します
- スキル定義編集の [紐づけ] タブで、[すべて完了したときの到達レベル] の欄を見出しのすぐ下に移し、選択肢の先頭に「自動で上げない」を加えました
- ファイルベース手順書を完了しても、スキルの実績に結びつかない問題を修正しました
●ご利用条件
自動評価は Core, Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。チーム全体の自動評価の設定は、オーナー・チーム管理者が行います。
③承認の途中で、次の承認者を追加できるようになりました
これまで、承認フローの承認者は依頼を出した時点で決まり、途中で「この内容は品質保証にも見てもらいたい」と判断しても、依頼をいったん取り下げて出し直す(承認をやり直す)しかありませんでした。
今回のリリースで、承認者が承認するときに、自分の次に承認する人を追加できるようにしました。
●追加のしかた
承認の画面の [承認者を追加する(任意)] の欄で、[私の次に承認する人を選ぶ] から追加したい人を選んで承認します。選んだ人が、自分の次のステップの承認者として加わります。
- 複数の人を選んだときは全員に依頼が届き、そのうち1人が承認すれば次へ進みます
- 追加できるのは、オーナー・チーム管理者・グループ管理者の権限を持つ方です。ご自身と、すでに今のステップ・後ろのステップにいる方は選べません
- 全員の承認が必要なステップで追加したときは、そのステップの全員が承認した後に、追加した人へ依頼が届きます
- 差し戻されて出し直したときも、追加したステップは残ります(依頼を取り下げた場合は残りません)
- 格納先のフォルダを見られない人を選ぶと、その旨を表示します。依頼は届きますが、公開後はその手順書を開けません
- 種別が「レビュー」のステップの方には、この欄は表示されません
●はじめに、オーナーが使えるようにします
初期状態では使えません。[オーナー向け機能] の [業務ルール] タブにある「承認の設定」で、[承認者が承認するときに、自分の次の承認者を追加できるようにする] をオンにして保存してください。
●ご利用条件
承認フローは Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。
④手順書の一括編集を、1つの画面にまとめました
これまで、手順書の編集画面には「一括編集」が2つありました。[その他] メニューから開く一括編集では文章の置換と設問を、手順を複数選んだときに右側に出る一括編集では音声・生成AIでの校正・ARを扱っていて、同じ名前なのにできることが違いました。そのため、選んだ手順の設問だけを外す、すべての手順の読み上げをそろえる、といった操作ができませんでした。
今回のリリースで、どちらから開いても同じ画面にしました。上部のタブで [文章] [設問] [音声] [AR] を切り替えます。
- [その他] メニュー → [一括編集] から開くと、すべての手順が対象です
- 手順を Ctrl(Mac は command)または Shift を押しながら複数選ぶと、右側に選んだ件数と [一括編集] ボタンが表示されます。ここから開くと、選んだ手順だけが対象です
- [文章] タブでは、[テキスト置換](表記統一辞書の反映を含む)と [生成AIで校正] を選べます。[その他] メニューにあった [全体を生成AIで校正] は、ここにまとめました
- [音声] タブ・[AR] タブでは、対象の手順の今の設定が手順によって違うとき「(いまは手順によって違います)」と表示します
●設問の判定のしかたを、どちら向きにもそろえられます
[設問] タブの [判定のしかた] で、選択式・数値の設問を「想定どおりになるまで止める」「想定と違っても次へ進める」のどちらかにまとめてそろえられるようにしました。これまでは「次へ進める」方向にしか変えられませんでした。一覧には各設問の今の設定を表示し、すでにその設定になっている設問は選べないようにしています。想定の答えはそのまま引き継ぎます。
●修正した問題
- 動画の手順に音声の設定をまとめて反映しても、手順書を開き直すと元の設定に戻ってしまうことがある問題を修正しました
⑤手順書プレイヤーの操作を見直しました
●「自動遷移」は「手順内リピート」のボタンになりました
文章欄の下にあった [自動遷移] のスイッチを、[手順内リピート](繰り返しの矢印のアイコン)のボタンに変えました。オンの間は、動画と読み上げが終わっても次の手順へ進まず、動画を最初から繰り返します。オフにすると、動画と読み上げが終わったあと自動で次の手順へ進みます。押すと、オン・オフのどちらになったかを短く表示します。
以前の [自動遷移] がオフの状態が、[手順内リピート] のオンにあたります。オンとオフの向きが逆になりますのでご注意ください。これまでの設定は、そのまま引き継がれます。共有するときの [自動遷移を有効にして開く] もこれまでどおり使え、受け取った方は手順内リピートがオフの状態で再生が始まります。
●最後の手順のボタンも [次へ] にしました
これまで最後の手順では [完了報告] と表示していましたが、押した先は未回答の設問の一覧や分岐先など、場面によって変わり、完了報告とは限りませんでした。ほかの手順と同じ [次へ] にそろえています。完了報告の画面と手順一覧の [完了報告] はこれまでどおりです。
●そのほかの変更
- 手順の文章(作業すべきこと・作業のコツ・品質注意・安全上の重要事項)に書いた URL を、リンクとして表示するようにしました。手順書プレイヤーの文章欄と手順一覧、編集画面の閲覧表示で押せます。ブラウザでは新しいタブで、Dive のアプリでは端末のブラウザで開きます
- 画面上部の [翻訳] はアイコンだけの表示にしました(マウスを乗せると「翻訳」と表示されます)
- 画面上部の操作ボタンの見た目をそろえ、設問・添付のボタンを左に、文字サイズ・翻訳を右端に置いて、手順を移っても位置が変わらないようにしました
既存のお客様への影響
設定のやり直しが必要な変更はありません。スキルのレベルを変えたときのメールは届かなくなりますので、レベルの変更を本人に知らせたい場合は、スキル分析の連絡機能などをご利用ください。承認者の追加は、オーナーがオンにするまで使えません。手順書プレイヤーの [手順内リピート] は、以前の [自動遷移] とオンとオフの向きが逆になります。
関連情報
コース修了・資格取得・手順書の実績でスキルレベルを自動更新する
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎