今回のリリースでは、4つの新機能をお届けします。ARのある手順を、アプリを入れていないスマートフォン・タブレットのブラウザでも、おおよその大きさ・位置で確かめられるようになりました。Even Realities G2 では、Even Realities のアプリ(Even Hub)で動く Dive をお使いいただけるようになりました。あわせて、1つのチームのまま法人・部門ごとに契約と請求書を分ける「法人・部門別契約」と、グループごとにアカウント数の上限を決める「グループ別アカウント上限」を追加しました(どちらも Enterprise プラン)。
同時に公開した 改善リリース もあわせてご覧ください(翻訳の仕組みの刷新・スマートフォンのアプリ5.1.0 ほか)。
①アプリが無くても、ブラウザでARを確かめられるようになりました(ARで見る)
これまで、手順書のARを現物に重ねて見るには、Dive のスマートフォンのアプリかARグラスが必要でした(アプリの無い端末では[3Dで見る]で確認していただく形でした)。今回のリリースで、スマートフォン・タブレットのブラウザでも[ARで見る]を押せるようにしました。アプリを入れていない方や、外部共有URLで手順書を見る社外の方にも、物のイメージや置き場所の目安をつかんでいただけます。
ブラウザの[ARで見る]は、確認用の表示です。床を基準に、おおよその大きさ・だいたいの位置で物を表示します。現物の決まった位置に合わせて正確に見るときは、これまでどおりアプリをお使いください。
●使い方
- 手順書でARのある手順を開き、[ARで見る]を押します
- [カメラを起動]を押し、カメラと動きのセンサーの使用を許可します
- カメラを床に向けて、ゆっくり動かします。床が見つかると「画面をタップして置いてください」と表示されるので、床をタップして置きます
手順を移ると、その手順のARに入れ替わります。[置き直す]で置き直し、[ARを終了する]で手順書の画面に戻ります。画面の外にある物は、オレンジの三角で向きを示します。音声の付いた物は、近づくか、タップすると鳴ります。
●位置合わせを設定した手順
アプリで場所を登録して位置合わせを設定した手順も、ブラウザではおおよその位置での表示になります。正しい位置で見るときは、アプリで開いてください。
●使える端末
- スマートフォン・タブレットのブラウザ(iPhone・iPad は Safari 16.4 以降、Android は Chrome など)。画面は縦向きでお使いください。通信が必要です
- Meta Quest などのヘッドセットのブラウザ(周りを映しながら、床に手順のARを表示します)
- パソコンのブラウザでは[ARで見る]は押せません。[3Dで見る]で確認できます
- Dive のアプリを入れている端末では、手順書のリンク・QRコードからアプリが開き、アプリのARで表示します
- 一部のアプリの中のブラウザでは表示できないことがあります。その場合は Safari・Chrome で開いてください
●ご利用条件
ARを設定した手順書であれば、プランを問わずご利用いただけます。ログインして見る方・ゲストの方・外部共有URLで見る方のどなたでも使えます。
詳しくは ブラウザでARを見る(ARで見る) をご参照ください。
②Even Realities G2 で、Even Realities のアプリから Dive を使えるようになりました
これまで Even Realities G2 は、G1・Vuzix Z100 と同じく、スマートフォンの Mentra アプリにつないで使う形でした。今回のリリースで、Even Realities のアプリ(Even Realities App)の Even Hub に、G2 向けの Dive を公開しました。G2 を Even Realities のアプリにつないだまま、Dive の手順書をグラスで見られます。「グラスに送る」で手順書を送る流れと、閲覧記録への残り方はこれまでと同じで、G2 に合わせてグラスのタッチ操作・手順の画像・音声の操作を整えています。
●できること
- Dive の手順書の画面の「グラスに送る」で送った手順書を、グラスに表示します。グラスで見た手順と設問の回答は、閲覧記録などに残ります
- 画像のある手順では、最初のページに手順の画像を表示します。グラスでは緑一色の小さな絵になるため、写真のほかに、形の境目だけを線で出す「輪郭」も選べます
- グラスのタッチで操作できます。右のテンプルかリングのタップで次へ(設問では選択)、左のテンプルのタップで前へ、前後のスワイプで設問の選択肢を移ります。ダブルタップで終了の確認が出ます
- 音声で操作できます(「次」「前」「下」「上」「選択」。英語でも操作できます)。音声はスマートフォンの中で聞き取ります。初めて使うときは、準備に数分かかることがあります
- Dive とつなぐ前でも、お試し用の手順書(Dive で公開しているサンプル「カバー取付およびトルク管理手順」)で、表示と操作を試せます
●グラスの表示(手順の画像のページ・本文のページ・設問のページ)
●使い始めるには
- スマートフォンの Even Realities App で G2 をつなぎ、Even Hub から Dive を入れます
- Dive の右上のメニューの「ARグラス用アプリのログインQRコード」から「Even Realities・Mentra 向けアプリはこちら」を開き、[つなぐ番号を出す]を押します
- Even Realities App で Dive を開き、「Dive とのつながり」に番号を入れてつなぎます
●ご利用条件
Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。Even Realities G1 と Vuzix Z100 は、これまでどおりスマートフォンの Mentra アプリでお使いください。
詳しくは Even Realities G2 で手順書を見る(グラスに送る) をご参照ください。
③法人・部門ごとに、契約と請求書を分けられるようになりました(法人・部門別契約)
これまで Dive は、1つのチームに1つのご契約で、法人や部門ごとに費用を分けてお支払いいただくには、チームを分ける必要がありました。今回のリリースで、1つのチームのまま、法人・グループ会社・部門などの「管理単位」ごとに、ご契約と請求書を分けられるようにしました。手順書・フォルダ・検索はチームで共通にしたまま、アカウントの費用をそれぞれの法人・部門の予算でお支払いいただけます。
●できること
- 管理単位(一番上のグループに結びつけたまとまり)ごとに、本体とは別のご契約(請求先)を結び、請求書を分けてお送りします
- アカウント数は、本体と請求先ごとに分けて数えます
- 管理単位ごとに管理者を置き、IPアドレス制限の設定を各拠点に任せられます
●ご利用条件
Enterprise プランをご契約のチームでご利用いただけます(試用中は対象外です)。ご利用の前に Dive 側の準備が要りますので、Dive の担当までご連絡ください。管理単位を作る・設定するのはオーナーです。
詳しくは 法人・部門ごとに契約と請求書を分ける(法人・部門別契約) をご参照ください。
④グループごとに、アカウント数の上限を決められるようになりました(グループ別アカウント上限)
これまでアカウント数の上限は、チーム全体で1つでした。今回のリリースで、グループ(とその下のグループ)に入れられるアカウントの数に、上限を決められるようにしました。部門や拠点ごとに使える人数を分けておきたいときにお使いください。
●できること
- サイドバーの「ユーザー管理」でグループを選び、[アカウント上限]から上限を決めます
- 上限を超えることになる操作(メンバーの追加・所属の変更・ユーザーの追加・復元など)は止まり、理由が表示されます。今の人数より小さい上限を置いても、入っている人はそのまま使えます
- グループ管理者が上限で止まったときは、オーナーにメールでお知らせします(同じグループについては24時間に1回まで)
●ご利用条件
Enterprise プランでご利用いただけます(試用中を含みます)。上限を決められるのは、オーナーとチーム管理者です。
詳しくは グループごとにアカウント数の上限を決める(グループ別アカウント上限) をご参照ください。
既存のお客様への影響
手順書の内容・保存されているデータ・設定に変更はありません。次の点をご確認ください。
- ARのある手順では、スマートフォン・タブレットのブラウザでも[ARで見る]を押せるようになります。アプリのARの動きは変わりません
- 右上のメニューの「ARグラス用アプリのログインQRコード」の画面の「Mentra 向けアプリはこちら」を、「Even Realities・Mentra 向けアプリはこちら」に改めました
- Mentra アプリで G2 をお使いの方は、Even Hub の Dive への切り替えをおすすめします。Even Hub の Dive は、Dive と新しくつなぎます
- 法人・部門別契約とグループ別アカウント上限は、設定するまでは動きが変わりません
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎