Microsoft 365(Teams・SharePoint・OneDrive)や Google ドライブ(共有ドライブを含む)にある既存のファイルを、パソコンにダウンロードすることなく、そのままDiveの素材として取り込む機能です。取り込んだ後は、パソコンからアップロードした素材とまったく同じように、AI解析・手順書の作成・関連ファイルへのひも付けに使えます。
取り込みと接続は Lite, Core, Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。接続を行えるのは作成ユーザー以上の権限をお持ちの方です。パソコン・スマートフォン・タブレットのブラウザと、Dive アプリ(iPhone・Android)から行えます。
この記事では、連携先に共通する使い方を先に説明し、連携先ごとの違いを後半の「Microsoft 365 の場合」「Google ドライブの場合」で説明します。
取り込みでできること
連携先のファイル選択画面からファイルを選ぶと、Diveの素材として登録されます。取り込めるのは、Diveにアップロードできる形式のファイルです。動画・画像・PDF・その他のファイルのいずれも対象で、形式・容量・長さの制限は、パソコンからアップロードする場合と同じです。
動画については、Diveのサーバーが連携先から直接受け取ります。ファイルの中身がご利用中のブラウザを通らないため、手元の回線を消費しません。5GBの動画を一度ダウンロードしてからアップロードし直すと、回線を10GB通ることになりますが、その必要がなくなります。
Diveに入るのは取り込んだ時点のコピーです。原本は連携先に残り、Diveが原本を書き換えることはありません(手順リンクの追加を実行した場合を除きます。後述します)。
連携先に接続する
接続は、ご利用になる方それぞれが、ご利用の端末ごとに一度だけ行います。オーナーが接続しても、ほかの方に引き継がれることはありません。取り込みを使う方は、全員が一度ご自身で接続してください。
- 画面右上のユーザーメニューを開き、[外部サービス連携] をクリックします
- 使う連携先の欄で、[Microsoft 365 に接続] または [Google ドライブに接続] をクリックします
- 連携先のサインイン画面が開きます。使うアカウントでサインインします
- アクセスの確認画面が表示されたら、内容をご確認のうえ承諾します
- 元の画面に戻り、[接続済み] と表示されれば完了です
接続に使うアカウントは、Diveへのログインに使っているアカウントと別で構いません。どのアカウントで接続したかは監査ログに記録されます。
Dive アプリでは、サインインや許可の確認を端末のブラウザ(iPhone は Safari、Android は Chrome)で行うことがあります。終わるとアプリの元の画面に戻ります。
ファイルを取り込む
- サイドバーの [素材] を開きます
- 取り込みたい種類のタブ(動画/画像/PDF/その他)を選びます
- 素材の追加カードをクリックし、「クラウドから取り込む」の [Teams / SharePoint] または [Google ドライブ] をクリックします
- 連携先のファイル選択画面が開きます。取り込むファイルを選びます(複数まとめて選べます)
- 選び終えると、パソコンからアップロードしたときと同じ確認画面(AI処理オプション・共有範囲など)が表示されます
- 内容を確認して実行すると、取り込みが始まります
開いているタブと違う種類のファイルは選べません。動画のタブでは動画のファイルだけが表示されます。「その他」のタブでは種類による絞り込みは行いません。
取り込みにかかる時間
動画はDiveのサーバーが受け取るため、取り込みを開始した後はブラウザを閉じても続きます。進み具合は素材の一覧に表示されます。動画以外のファイルはブラウザを経由するため、完了するまでDiveの画面は開いたままにしてください。
取り込んだ素材は、1日あたりのアップロード数の上限にも数えます。連携先から取り込んだからといって、上限が別に設けられることはありません。
取り込んだ後に原本が更新されたとき
連携先から取り込んだ素材には、出所を示す印が付きます。素材を選んだときにDiveが原本の状態を確認し、取り込んだ後に原本が更新されていた場合は、印が注意のマークに変わります。
注意のマークをクリックすると、最新の内容をもう1件の素材として取り込めます。取り込み済みの素材はそのまま残るため、古い版で作った手順書が壊れることはありません。
原本の確認は、素材を選んだときにその1件だけ行います。一覧を開いただけでは確認しません。未接続の場合や、原本が削除されている場合、権限が無い場合は確認できないため、印は変わりません。
手順リンクを元のファイルに追加する
連携先から取り込んだファイルは、既存のExcel・Word・PowerPoint・PDFに手順へのリンク自動追加 の書き出し先として、元の場所にあるファイルそのものを選べます。ダウンロードして配り直さずに、連携先のチェックシートを開いた方が、そのまま手順書へ飛べる状態になります。
- 手順書の編集画面で [基本情報] タブを開き、「関連ファイル」パネルを開きます
- 対象のファイルの行にある [Diveリンク追加] をクリックします
- 照合の結果を確認し、追加したくない手順のチェックを外します
- [Microsoft 365 のファイルに追加] または [Google ドライブのファイルに追加] をクリックします
この機能は Pro, Enterpriseプランでご利用いただけます。対象になる形式は Excel(.xlsx / .xlsm)、Word(.docx / .docm)、PowerPoint(.pptx / .pptm)、PDF(.pdf)です。Google ドライブの場合は、Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドも対象です。動画や画像は対象外です。
Diveが最後に見た内容から原本が変わっている場合は、更新を行いません。ほかの方の編集を上書きしないためです。連携先ごとの注意は、後半の各節をご覧ください。
接続を解除する
画面右上のユーザーメニュー → [外部サービス連携] を開き、解除する連携先の [接続を解除] をクリックします。端末に残っている接続の情報が消え、未接続の状態に戻ります。取り込み済みの素材は残ります。
共用のパソコンをお使いの場合は、作業が終わったら解除してください。Diveからログアウトしたときにも、接続の情報はあわせて破棄されます。
チーム全体で連携を使わない設定にする
チーム設定の [連携] タブで、連携先ごとに「このチームで Microsoft 365 内のファイルと連携する」「このチームで Google ドライブ内のファイルと連携する」を設定できます。チェックを外すと、そのチームではその連携先への接続も取り込みも行えなくなります。初期状態は「使う」です。
この設定を変更できるのは Enterpriseプランのオーナーです。ほかのプランでは、初期状態の「使う」のままご利用いただきます。
Microsoft 365 の場合
Teams・SharePoint・OneDrive のファイルを取り込めます。素材の追加では [Teams / SharePoint] を使います。
- 使えるアカウント:職場・学校のアカウント(OneDrive for Business / SharePoint)です。個人用の Microsoft アカウントは対象外です
- Diveがアクセスできる範囲:サインインしたご本人が元々見られるファイルだけです。ご本人が権限をお持ちでないファイルには一切アクセスしません
- 接続のときに求める許可:読み取りの許可だけです。元のファイルへの書き込みの許可は、手順リンクを元のファイルに追加するときに、その場で改めてお願いします。初めて実行するときに表示される許可の画面で承諾すると、以降は表示されません。書き戻しを使わない場合、Diveが書き込みの許可を持つことはありません
接続の直後に [あと1ステップ] と表示されることがあります。SharePoint・OneDrive のファイルを参照する許可がまだ済んでいない状態です。画面に表示される [ファイルの参照を許可] をクリックして済ませておくと、手順書の編集中に許可の確認画面が出ることがなくなります。
手順リンクを元のファイルに追加するとき、対象のファイルを Excel・Word・PowerPoint や SharePoint で開いている場合は更新できません。閉じてから、少し待ってもう一度お試しください。チェックアウトしている場合はチェックインが必要です。
「ご自身では承認できませんでした」と表示される
お客様の Microsoft 365 側で、アプリの利用に管理者の承認が必要な設定になっています。情報システム部門のご担当者に、Dive(発行元: EPISOTECH LTD.)への接続の承認をご依頼ください。承認の手順書をお渡しできますので、サポートまでご連絡ください。
「Microsoft 365 側のポリシーで止められた可能性があります」と表示される
条件付きアクセスなど、Microsoft 365 側のポリシーによって接続が止められています。情報システム部門のご担当者にご確認ください。
Google ドライブの場合
マイドライブ・共有ドライブのファイルに加えて、ほかの方から共有されたファイルも取り込めます。素材の追加では [Google ドライブ] を使います。
- 使えるアカウント:Google Workspace のアカウントのほか、個人の Google アカウントでも接続できます
- Diveがアクセスできる範囲:ご本人がファイル選択画面で選んだファイルだけです。それ以外のファイルには一切アクセスしません
- 接続のときに求める許可:選んだファイルの閲覧と編集の許可をまとめてお願いします。Google ドライブの仕組み上、閲覧だけの許可を分けてお願いすることができないためです。確認画面で「Google ドライブ」の項目のチェックを外すと、接続できません
Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド
PDF のタブで選ぶと PDF として、その他のタブで選ぶと Word・Excel・PowerPoint の形式で取り込みます。Google ドライブの仕様で、10MBを超えるものは書き出せません。その場合は、Google ドライブで PDF または Office 形式でダウンロードしてから取り込んでください。
手順リンクの追加では、元の Google ドキュメント・スプレッドシート・スライドに直接リンクを付けます。Office 形式に変換して上げ直すことはしないため、コメント・提案・書式はそのまま残ります。
これらのファイルを取り込んだ後の原本の確認では、名前や共有設定を変えただけでも「更新されている可能性があります」と表示されます。
ファイルを選んだアカウントでのみ連携できます
手順リンクの追加や最新の取り込みは、そのファイルを選んだ Google アカウントで行います。同じチームのほかの方が操作した場合や、別の Google アカウントで接続し直した場合は「このファイルへのアクセスを許可してください」と表示されます。[ファイルを選んで許可] からそのファイルを選ぶと、取り込み直さずにそのまま続けられます。
Dive アプリで使う場合
ファイル選択画面は端末のブラウザ(iPhone は Safari、Android は Chrome)で開きます。選び終えたら [Dive アプリに戻る] を押すと、アプリの元の画面に戻って取り込みに進みます。iPhone では、ファイル選択画面を新しく開いたときに、Google のログインや「Cookie を許可してください」の表示が出ることがあります。表示に沿って進めてください。
スマートグラスのアプリでは使えません。パソコンやスマートフォンのブラウザで Dive を開いて取り込んでください。取り込んだ素材は、スマートグラスのアプリでもそのまま使えます。
接続を解除したとき
Google 側でDiveに与えたアクセスの許可も、あわせて取り消します。取り消せなかった場合は、Google アカウントの「セキュリティ → サードパーティ製のアプリとサービス」(myaccount.google.com/connections)から Dive を選んで取り消してください。
「組織の管理者による許可が必要です」と表示される
Google Workspace の管理者がサードパーティ製アプリの利用を制限しています。情報システム部門の方に、管理コンソールの「セキュリティ → API の制御 → アプリのアクセス制御」でDiveを信頼できるアプリに設定するようご依頼ください。設定の手順書をお渡しできますので、サポートまでご連絡ください。
「Google ドライブへのアクセスが許可されませんでした」と表示される
接続の確認画面で「Google ドライブ」の項目のチェックが外れていました。もう一度 [Google ドライブに接続] を押し、チェックを入れたまま進めてください。
「ダウンロードが制限されているため取り込めません」と表示される
Google ドライブ側で、閲覧者のダウンロードが無効になっているファイルです。ファイルの共有設定をご確認ください。
うまくいかないとき(共通)
[Teams / SharePoint] や [Google ドライブ] を押すと、接続を促す画面が出る
その端末でまだ接続していない状態です。表示される [連携の設定画面へ] から接続してください。編集中の内容がある場合は、保存してから移動してください。
「チームの設定で…連携が許可されていません」と表示される
チーム設定の [連携] タブで、その連携先を使わない設定になっています。Enterpriseプランのオーナーが設定を変更できます。ほかのプランでこの表示が出る場合は、設定を変更できないため、サポートまでご連絡ください。
「現在のプランではご利用いただけません」と表示される
Freeプランでは連携をご利用いただけません。Lite以上のプランでご利用いただけます。