チーム全体で共通のスキル定義(カテゴリ・サブカテゴリ・スキル項目・評価基準)を一元的に管理し、各グループにインポートして共有するための機能です。グループごとにバラバラに作成されがちなスキル定義を、チーム横断で揃えたい場合に使います。
チーム共通スキル(スキルカタログ)の追加・編集・保存は Enterprise プランでご利用いただけます。Enterprise プラン以外でも画面を開いて内容を確認できます。同じ画面にある [評価基準] と [自動評価] は、スキルマップをご利用いただけるプラン(Core / Pro / Enterprise)で設定できます。いずれも編集はオーナー / チーム管理者のみが行えます。
スキルカタログの入口となるスキルマップ(育成)は Core, Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。いずれも PC ブラウザから操作してください。
スキルカタログはチーム単位の設定のため、グループをまだ作成していないチームでも先に作成できます(各グループへの取り込みは、グループを作成してから行います)。
スキルカタログとは
チーム共通のスキル定義を保管しておく「カタログ」です。ここに登録した内容は、各グループのスキルマップの定義編集画面から [取り込む] → [チーム共通スキルから] で取り込んで利用します。
カタログに登録できる項目は次のとおりです。
- カテゴリ・サブカテゴリ・スキルの階層
- 各スキルの説明・標準目標レベル
- 各スキルの評価基準(Lv1〜Lv4)
- 各スキルに関連する手順書
- 各スキルが身につくコース・そのスキルを証明する資格
また、すべてのスキルに共通で適用するチーム標準の評価基準(Lv1〜Lv4)も別途設定できます。
ページの開き方
サイドバー [教育管理] → [育成] を開き、 [共通設定] ボタンをクリックします。オーナー / チーム管理者のみに表示され、クリックすると「スキルマップの共通設定」がその場で開きます。[チーム共通スキル](スキルカタログ)・[評価基準]・[自動評価] の3つのタブがあります。
カタログを編集する
カテゴリ・サブカテゴリ・スキルを追加する
[チーム共通スキル] タブの編集画面で、グループのスキルマップと同じ要領で階層を組み立てます。
- カテゴリを追加する(例:安全衛生)
- カテゴリ配下にサブカテゴリを追加する(例:基本安全)
- サブカテゴリ配下にスキルを追加する(例:5S 活動)
- 各スキルに、説明・目標レベル・評価基準・関連手順書を必要に応じて設定する
- 編集が終わったら [保存して同期] をクリックする
[保存して同期] を押すと、カタログに変更が保存されると同時に、このカタログを利用しているすべてのグループに変更が反映されます(後述の自動同期)。
業種テンプレートから取り込む
0からスキルを定義する必要がない場合は、業種別テンプレートを使うと早く立ち上げられます。
- [インポート] → [業種テンプレートから] をクリックする
- 業種・サブ業種を選び、適用するテンプレートを選択する
- 取り込まれるスキルをプレビューで確認し、必要に応じて項目を取捨選択する
- 取り込みを実行する
取り込み後も、社内表現に合わせて自由に編集できます。
Excelから取り込む
既存のExcelスキル管理表をそのまま取り込むこともできます。
- [インポート] → [Excel から] をクリックする
- Excelファイルを選択する
- [インポートのプレビュー] 画面で「追加」「復活」「置換」「スキップ」「削除」の内訳を確認する(既にスキルが登録されている場合は、マージ動作を [既存に追加 (同名はスキップ)] と [既存をクリアして置換] から選べます)
- 取り込みを実行する
Excel の表は、ヘッダー行の列名から自動で読み取ります。「カテゴリ」と「スキル」に当たる列が必要で、ほかに「サブカテゴリ」「目標人数」「目標レベル」「説明」を認識します。列の並び順は問わず、認識しない列は無視されます。カテゴリ・サブカテゴリの列が空欄の行は直前の行の値を引き継ぐため、セルを縦に結合した表もそのまま取り込めます。
列名の表記ゆれは吸収します。カテゴリは「カテゴリー」「大分類」、サブカテゴリは「サブカテゴリー」「小分類」、スキルは「スキル名」「項目」でも認識します。
取り込まれるのはスキルの定義(階層・説明・目標レベル・目標人数)です。評価基準(Lv1〜Lv4)の文章と、各メンバーの評価レベルは Excel からは取り込まれません。評価基準は次の手順で設定します。各メンバーの評価レベルは、グループのスキルマップで直接入力するか、[Excel出力] したファイルのメンバー列に 1〜4 を入力して [レベル取込] で書き戻します([Excel出力] は Pro, Enterprise プランでご利用いただけます)。
なお、同じ Excel からの取り込みは、各グループのスキルマップの定義編集画面([取り込む] → [Excel から])でも行えます。こちらはスキルマップをご利用いただけるプランであればお使いいただけます。
チーム共通の評価基準を設定する
すべてのスキルにデフォルトで適用する Lv1〜Lv4 の評価基準を、[評価基準] タブから設定できます。
- [評価基準] タブを開く
- Lv1〜Lv4 それぞれの説明文を入力する
- [保存] をクリックする
この [評価基準] タブの保存は、スキルマップをご利用いただけるプラン(Core / Pro / Enterprise)で行えます。
各スキルに個別の評価基準を設定していない場合は、ここで設定した内容がデフォルトとして使われます。スキルごとに評価基準を上書きしたい場合は、各スキルの編集画面で個別に設定してください。
実績からスキルレベルを自動更新する(自動評価)
[自動評価] タブで、実績からスキルレベルを自動で更新する動きを設定します。設定はチーム全体に効きます。既定は ON です。タブは「コース修了・資格取得で上げる」と「関連手順書の実績で上げる」の2つに分かれています。
コース修了・資格取得で上げる場合の選択肢は次の2つです。
- レベルまで自動で確定する(既定):人が確認しなくてもスキルマップが更新されます。変更履歴には自動評価として残ります
- 育成記録だけ残し、レベルは人が確定する:「誰が評価したか」を必ず人にしたい場合はこちらです。修了・取得の事実は育成記録に自動で残ります
自動評価が動くのは、次をすべて満たす場合です。
- コースに「身につくスキル」、資格に「証明するスキル」が設定されていること
- 対象の人が、そのスキルを持つグループに所属していること
- そのスキルを「対象外」にしている人は変更しません
- すでに同じレベル以上の人は下がりません(自動では下げません)
関連手順書の実績で上げる場合は、どこまでを完了とみなすかを「ひとり立ちで完了したときだけ(既定)/最後まで実施していれば/完了報告があれば/手順書の実績では上げない」から選びます。何レベルまで上げるかはスキルごとに、定義編集の [紐づけ] タブにある [すべて完了したときの到達レベル] で設定します。紐づけた手順書がすべて条件を満たしたときに上がります。
3つの経路の詳しい設定手順は コース修了・資格取得・手順書の実績でスキルレベルを自動更新する をご参照ください。
紐づけは、コース側の [身につくスキル]・資格側の [証明するスキル] からでも、スキル側の [このスキルが身につくコース]・[このスキルを証明する資格] からでも設定できます。どちらから設定しても同じ紐づけです。カタログのスキルに設定した紐づけは、そのスキルを取り込んでいるすべてのグループに効きます。
チーム共通スキルの追加・編集は Enterprise プランが対象ですが、[自動評価] と [評価基準] の設定は、スキルマップをご利用いただけるプラン(Core / Pro / Enterprise)で変更できます。変更できるのはオーナー / チーム管理者です。
グループでカタログを利用する
カタログに登録したスキルを、各グループのスキルマップから取り込みます。
取り込み先となるグループが必要です。グループをまだ作成していない場合は、先に Step5 グループを設定しよう(管理者向け) の手順でグループを作成し、メンバーを割り当ててください。
- 対象グループのスキルマップを開き、[スキルマップを編集] から定義の編集画面を開く
- [取り込む] → [チーム共通スキルから] をクリックする
- カタログのスキル一覧から取り込みたいスキルにチェックを入れる
- [インポート] を実行する
インポートしたスキルは、カタログ側のカテゴリ・サブカテゴリと同名の階層がグループ内に自動で作成され、その配下に配置されます。同名の階層がすでにあれば、そこに追加されます。
カタログの変更とグループの自動同期
カタログに登録したスキルを変更すると、そのスキルを利用しているすべてのグループに自動で反映されます([保存して同期] 押下時)。同期される内容は次のとおりです。
- スキル名・説明・目標レベル・評価基準・関連手順書の変更
- 身につくコース・証明する資格の紐づけ(カタログのスキルに付くため、取り込んでいるすべてのグループに効きます)
- 所属するカテゴリ・サブカテゴリの名称変更(配置追従)
- カタログから削除されたスキル(採用しているグループから自動的にリンク解除)
各スキルを採用しているグループ数は、グループ側の [取り込む] → [チーム共通スキルから] で開く一覧の [採用グループ] 列から確認できます。
グループ独自のスキルをカタログに登録する
各グループで独自に定義したスキルを、後からチーム共通スキルとしてカタログに登録することもできます。登録は対象グループのスキルマップ定義画面から行います。詳しくは、グループ側のスキルマップ管理記事をご参照ください。