手順書を開いてから再生できるまでの待ち時間を中心に、6点をリリースしました。読み上げ音声と翻訳は手順ごとに準備でき次第使えるようになりました。作業分析で切り分けた要素作業を、そのまま手順書の手順として使えるようにもなっています。
①音声・翻訳が、手順ごとに準備できた順で再生できるようになりました
これまで手順書を開いたとき、読み上げ音声や翻訳は手順書全体の分がそろうまで待つ作りでした。手順数が多い手順書ほど、最初の1手順を見るまでの待ち時間が長くなっていました。
今回のリリースで、準備できた手順から順に再生できるようになりました。いま開いている手順を最優先で処理し、続いてこれから見る手順を近い順に用意します。
- 準備中の手順では「この手順の音声を準備中...」「この手順の翻訳を準備中...」と表示します
- 「音声を待たずに再生」で、待たずに先へ進めます
- 手順一覧(目次)では、翻訳がまだ届いていない手順に「翻訳中」と表示します。原文が先に出て、あとから訳文に差し替わります
- 手順一覧を開くと、いま見ている手順の位置までスクロールします
- 混雑時に音声の生成や翻訳が失敗すると、気づかないまま音声なし・原文のままになることがありました。数回やり直すようにしています
- 読み上げ辞書を更新した直後の待ち時間の上限を、5分から90秒に短縮しました
②作業分析で決めた区切りのとおりに、手順書を作れるようになりました
これまで、作業分析で要素作業を切り分けて改善後の動画を出力しても、そこから手順書にする段階では手順の分け方がAIまかせでした。人が時間をかけて決めた区切りと作業名が手順書に残らず、AIが分けた結果を手作業で直すことになっていました。
今回のリリースで、作業分析で確定させた要素作業を、そのまま手順書の手順にできるようになりました。要素作業1件が手順1件になり、作業名がそのまま手順のタイトルになります。本文・作業のコツ・注意点・設問はAIが書きます。
●要素作業のとおりに手順を分ける
作業分析(STEP5 確認)から動画を出力するときに表示される、AI解析の設定の中にあります。作業分析から出した動画のときだけ表示され、初期状態はオンです。
- 手順の区切りは要素作業で決まるため、粒度と目標手順数の指定は無効になります
- オフにすると、これまでどおり手順の分け方はAIにまかせます。要素作業は動作字幕にだけ使われます
- あとから素材一覧で解析をかけ直すときも、同じ選択肢が表示されます
●動作字幕にも作業名をそのまま使えます
動作字幕のスタイルで「そのまま」を選ぶと、要素作業に付けた作業名をそのまま字幕にします。AIが書き起こした動作字幕を使いたい場合は、これまでどおり語尾・表現スタイルを選べます。手順の区切りとは独立した設定です。
●動画の出力だけにとどめることもできます
出力するときに名前を入れたあと、通常の動画アップロードと同じ「AI解析の設定」が表示されます。ここで「AI解析もする」か「出力だけする」かを選べます。出力だけの場合は完了のお知らせメールは届かず、できあがった動画は素材一覧に表示されます。
作業分析はPro, Enterpriseプランでご利用いただけます。
③スキルマップに「メンバーの並び順・表示/非表示」を追加しました
スキルマップのメンバー列は名前順に並ぶだけで、順番も、誰を出すかも変えられませんでした。承認フローの都合でグループに別部署の方が入っている場合、その方までスキルマップに並んでしまう状態でした。
今回のリリースで、スキルマップ画面の「メンバー表示」からグループごとに設定できるようになりました。
- ドラッグで並び順を決められます。並び替えの選択肢に「スキルマップ設定順」が追加されます
- スイッチでメンバーを非表示にできます
- 非表示にした方は列から消えるだけでなく、達成人数・母数・ギャップ・達成率の集計からも外れます
- ご本人の個人ページ(育成)にも、そのグループのスキルマップは表示されなくなります
- Excel出力と、保管したスキルマップにも同じように反映されます
- 複数のグループを同時に表示しているときは、どれか1つのグループで表示になっていれば並びます
- 評価データそのものは消えません。表示を止めるだけなので、あとから戻せます
設定できるのはオーナー・チーム管理者・グループ管理者です(グループ管理者はご自身の管轄グループのみ)。グループを1つだけ選択した状態で開いてください。
④メンバーのスキルレベルをExcelから取り込めるようになりました
これまでスキルレベルは画面で1人ずつ設定するものでした。今回のリリースで、Excel出力したファイルのメンバー列(レベル)をそのまま書き戻せる「レベル取込」を追加しました。すでにExcelで管理してきた評価を、まとめて反映できます。
●取り込めるファイル
- Diveの「Excel出力」で出したファイル(.xlsx / .xlsm)の往復のみに対応します
- 他社フォーマットの記号(○△×、S・A・B・Cなど)の読み替えには対応していません
- メンバーはメールアドレス、次に表示名の順で照合します。スキルはカテゴリ・サブカテゴリ・スキル名で照合します
●値の扱い
- レベルは1〜4の数値だけを取り込みます
- 空欄は「変更しない」として扱います。未評価に戻す操作ではありません
- 初期状態では、すでにレベルが入っているセルは取り込みません。「既存も上書き」に切り替えると対象になります
- 取り込む前に、書き込む内容・スキップした行・読み取れなかった値を一覧で確認できます
- 取り込んだレベルは公式レベルとして評価履歴に残ります(取込であることが分かる印が付きます)。レベル変更のメール通知は送信しません
- ゲストの方は対象外です。保管したスキルマップを閲覧している間は取り込めません
スキルマップはCore以上のプラン、Excel出力はPro, Enterpriseプランでご利用いただけます。
⑤手順書を公開するときの「配信する」の初期値を見直しました
承認依頼・公開のときに表示される「配信する」(閲覧できる方へ通知メールを送る)は、これまで常にオンの状態で表示されていました。意図せず通知が送られてしまうことがあったため、初期値をオフに変更しています。
- 前回選んだ内容をブラウザに記憶し、次回の初期値にします。毎回オンにしている場合は、次からもオンで表示されます
- 手順書に設定が保存されている場合は、これまでどおりその内容が優先されます
- 共用のパソコンでも、ログインしている方ごとに別々に記憶します
⑥そのほかブラッシュアップ
- 「処理失敗」になった動画の再処理で、ボタンを押しても「処理中」のまま戻らず、再処理ボタンも消えてしまうことがある問題を修正しました。処理の受付を確認してから表示を変えるようにし、連続して押せないようにしています
- 再処理したときに、その素材の共有設定やコメントが引き継がれるようにしました
- 動画変換の完了のお知らせがまれに取りこぼされ、変換が終わっているのに「処理中」のまま止まることがある問題を修正しました
- 漢字や単位の読み方を直したあと、裏側で作られていた古い読みの音声が後から戻ってしまうことがある問題を修正しました
- 手順の並び順の情報が古い形式で保存されている手順書で、読み上げ音声が1件も作られない問題を修正しました
- 動画素材から手順書を作るときの読み上げ対象の初期値を「字幕」にしました(字幕を読み上げ、動画の音声はミュートする運用に合わせています)
- MP4のダウンロード中のお知らせが、ダウンロードが終わるまで表示され続けるようにしました。これまでは数秒で消え、進行中かどうか分からなくなっていました
- AI処理の内容を確認する画面で、入力した指示の改行がそのまま表示されるようにしました。あわせて、中身のない空の行が出ることがあったのを解消しています
- 長い動画のAI解析について、分割して処理する部分と、失敗したときのやり直しの条件を見直しました
既存のご利用への影響
作成済みの手順書とスキルマップの評価データは変更していません。スキルマップの「メンバーの並び順・表示/非表示」は初期状態では設定されておらず、これまでどおりの並びで表示されます。
手順書を公開するときの「配信する」は、今回から初期値がオフになります。通知メールを送る運用をされている場合は、公開時にチェックを入れてください(次回からは前回の選択が初期値になります)。
作業分析からの動画出力は、これまで自動でAI解析まで進んでいましたが、今回から出力時に「AI解析もする」「出力だけする」を選ぶ形になります。あわせて「要素作業のとおりに手順を分ける」が初期状態でオンになるため、これまでと同じくAIに分けさせたい場合はオフにしてください。
関連情報
- 自動翻訳のやり方
- 漢字や単位の読み間違いを修正する
- 作業分析 STEP5 確認:改善前/改善後を比較して動画を出力する
- AI処理オプションの各項目と選び方
- メンバーのスキルレベルを設定する
- スキルマップを保管する(Excel保存・承認記録)
- アップロードした動画が「処理失敗」になったときの再処理方法
- 承認フロー
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎