PDFを取り込むと、AIが内容を読み取って手順書を自動で組み立てます。既存のマニュアルや作業標準書を、Diveの手順書として再利用できます。各手順のタイトル・本文・コツ・注意点・安全事項まで、AIが資料から作ります。
PDFから手順書を作るとは
取り込んだPDFをもとに、AIが手順書を組み立てる作成方法です。生成される内容は次のとおりです。
- PDF全体の表題・概要
- 手順への分割(既定では、1ページの中の表の行・箇条書きなども内容ごとに分けて手順にします)
- 各手順のタイトル・本文・コツ・注意点・安全事項
- 設問(AIオプションで [設問を作る] を選んだ場合)
- 各手順には、元PDFの該当ページがそのまま表示されます
本文は既定では読みやすく整理した文章になります。元の文言をそのまま残したい場合は、AIオプションの [本文の書き方] で [転記] を選びます。1手順が複数のページにまたがることはありません。
事前準備(対応ファイル形式)
PDF のほか、Excel・Word・PowerPoint もそのまま取り込めます(事前に PDF に書き出す必要はありません)。Office ファイルの取り込みについては ファイルから手順書を作成する(Excel/Word/PowerPoint 対応) をご参照ください。
なお、文字が選択できるPDF(テキスト情報を含むPDF)のほうが、画像をスキャンしただけのPDFよりも精度が高くなります。
作成方法
新規に手順書を作成する場合
- サイドバーの [+] → [ファイルから作成] を選ぶ
- PDFファイルをアップロードする、または素材ライブラリから AI処理済みのPDFを選ぶ(アップロードした場合は、AIオプションを設定して処理を実行します。次の「AIオプションの設定」を参照)
- [ファイルをどう取り込みますか?] で、[そのまま(1手順)]/[1手順1スライド]/[スライドを選ぶ]/[ファイルベース] から取り込み方を選ぶ(各項目の違いは ファイルから手順書を作成する(Excel/Word/PowerPoint 対応) の「取り込み方の選び方」を参照)
- [手順化の設定] を確認して [この内容で決定] を押す
- 下書きが作成されるので、内容を確認・編集して公開する
既存の下書きに手順を追加する場合
手順書の編集画面からも、PDFを取り込んで手順を追加できます。既存の手順書にPDFの内容を差し込みたいときに使います。手順を追加するときに [ファイル] を選び、PDFを選ぶと、新規作成と同じく [そのまま(1手順)]/[1手順1スライド]/[スライドを選ぶ] から取り込み方を選べます。AI処理をしていないPDFは [そのまま(1手順)] のみ選べます。
AIオプションの設定
PDFをアップロードすると、AI処理オプションが開きます。各項目の横の説明アイコンや、選択肢のボタンにマウスを重ねると説明が表示されます。前回選んだ設定が初めから入っています。
ファイルの説明
どのようなPDFかをAIに一言伝えると、タイトルや本文の精度が上がります。このファイル固有の説明だけで構いません。社内の専門用語や業種などの共通の前提は 専門用語集(用語と多言語対訳) に一度登録しておけば、毎回入力しなくても解析に反映されます。
手順の分け方
- 内容ごと(既定):1ページの中の表の行・箇条書き・複数の手順を分けて、それぞれを手順にします。1ページに複数の手順が書かれている資料向けです
- ページごと:1ページを1手順にします。図や写真が主体のスライド型のPDF向けです
文章スタイル
- 命令(〜する):手順書の標準です
- 敬語(〜します):新人教育用や、取引先・監査に提出する手順書向けです
- 勧誘(〜しましょう):教育・トレーニング向けです
- 書き方:チームで手順書の書き方を定めている場合、その言い回しに合わせます
詳細設定
- 本文の書き方:[整形](既定)は、内容を読み取って作業内容・コツ・注意・安全に整理します。[転記] は、元の文言をそのまま残し、表の行や箇条書きを忠実に書き起こします。規程・チェック表・評価シートなど、原文を重視する資料向けです
- 認識言語:PDF内のテキストの言語を選ぶと、整形・補足生成の精度が上がります
- 設問を作る:資料の内容から、作業者に出す設問をAIが作ります。オンにすると [設問タイプ](現場確認/理解度テスト)を選べます。[転記] のときは選べず、元の資料に設問として書かれているものだけを取り込みます
各項目の詳しい説明は、ファイルから手順書を作成する(Excel/Word/PowerPoint 対応) の「AI処理オプションの詳細」をご参照ください。
生成された手順書を確認・編集する
処理が完了すると下書きが作成されます。生成された各手順は、通常の手順書と同じように編集できます。
- タイトル・本文・コツ・注意点・安全事項の修正
- 不要な手順の削除、順序の入れ替え
- 手順への動画・画像・ARの追加
内容を確認し、必要に応じて編集したうえで公開してください。再度編集する際は、[下書き・承認リスト] から対象の手順書にアクセスできます。
うまく作成するためのポイント
- ファイルの説明を入力する:「〇〇設備の点検手順書」など一言添えるだけで精度が上がります
- 資料に合った分け方を選ぶ:1ページに複数の手順が書かれた資料は [内容ごと]、スライドのように1ページに1つの作業をまとめた資料は [ページごと] が向いています。思った手順に分かれない場合は、素材の詳細から [AI再実行] で分け方を変えて解析し直せます
- テキスト情報を含むPDFを使う:スキャン画像だけのPDFより、文字が選択できるPDFのほうが高精度です
ご注意・制限事項
- この記事ではPDFの取り込みを説明しています。Excel・Word・PowerPoint も同じ画面から取り込めます
- 素材ライブラリのPDFを使う場合、AI処理が完了していないと作成できません。その際は素材ライブラリで [AI処理を実行] してから、改めてお試しください