今回のリリースの目玉は 「ファイルから手順書を作成」 と 「動画解析で参考手順書を指定(β)」 の2つです。多くのお客様が現状 Excel で運用している手順書資産を、そのまま Dive の動画手順書化に活かせる導線を整えました。あわせて、出力ファイルへのQR付与、モバイル・タブレットのレイアウト改善、閲覧記録・活用レポートのブラッシュアップなどを行っています。
① ファイルから手順書を作成(Excel/Word/PowerPoint に対応)
これまで PDF のみ対応していた「ファイルから手順書作成」を、Excel(.xlsx/.xlsm/.xls)/Word(.docx/.doc)/PowerPoint(.pptx/.ppt) にも拡大しました。既存の Excel マニュアル・作業標準書・チェックシートなどを、そのままアップロードして AI で手順書化できます。
- お客様の多くは現状 Excel で手順書を運用されています。改めて動画を撮り直したり、原稿を書き直したりせずに、既存の資産をそのまま Dive に移せることが今回の狙いです。
- アップロードすると システム側でPDF に変換され、AIが タイトル・概要・手順(設問/良否判定含む)まで一気に生成します。
- AI処理オプションで、内容の取り込み方(本文モード:整形(要約)/転記(原文どおり))、手順の分け方(内容ごと/ページごと)、文体(命令・敬語・勧誘・作成方針に従う)、変換モード(印刷設定に従う/横1ページ幅/1シート1ページ)を細かく指定できます。
- 取り込み後は動画手順書と同じエディタで編集・共有・出力までシームレスに繋がります。
詳しい使い方は ファイルから手順書を作成する(Excel/Word/PowerPoint 対応) をご参照ください。
② 動画解析で参考手順書を指定(β)
①の流れで、動画解析時に「参考にする既存の手順書やファイル(PDF/Excel/Word/画像)」を指定できるようになりました。既存の Excel 手順書をベースに動画マニュアルを整えたい、既に整備した用語や構成をそのまま活かしたい、といったニーズに応えるための機能です。
- [この資料の区切りに合わせて動画を割る (厳密整合)] チェックON:参考ファイルの ステップ数・順序に合わせて手順を分割します。タイトルと本文は資料の文章をそのまま採用し、動画から読み取った情報を本文に付け加えます(既存の作業手順書をベースに動画マニュアルを作るモード)。
- チェックOFF(既定):参考ファイルを 用語・文脈の補助資料としてのみ使い、手順の分割は動画から自動判定します。
- β 提供中:分割の精度や文章の取り込み方はまだ改善中です。うまくいった例・ずれた例など、お気づきの点は customer-success@episotech.com までフィードバックいただけますと幸いです。
詳しい使い方は 動画解析で参考手順書を指定する(β) をご参照ください。
③ 設問の解答時に「写真を撮って残す」に対応
設問の回答時に、写真を撮影してエビデンスとして残せるようになりました。点検・巡回・チェックシート運用で「その場で証跡を残したい」ときに使います。撮影した写真は閲覧記録に紐づき、あとから確認・帳票化できます。
④ 出力ファイル(PDF/PowerPoint)にQRコードを付与
手順書のPDF/PowerPoint出力時に、各手順のQRコードを埋め込めるようになりました。紙・スライドで手順書を配布したあとも、QRを読めば Diveの再生画面(動画つき) にダイレクトに飛べます。「印刷とデジタルの二重運用」の橋渡しとしてご活用ください。
その他の改善・不具合修正
- モバイル・タブレットのレイアウトを大幅改善:主要画面(手順書再生・エディタ・AI処理オプション等)で狭幅端末でのボタン配置・スクロール挙動を全面見直し。あわせて、縦向きタブレットは「大きいスマホ」として扱う方針に統一し、挙動を予測しやすくしました。
- 手順書再生:プレイヤーの文字サイズを変更可能に:再生画面の文字サイズを、閲覧者ごとに 調整可能にしました。現場のスマホ・小型端末など、目に優しい大きさで手順書を読み進められます。
- カット編集後も文章を保持:動画のカット編集を行っても、該当箇所に紐づいていた文章(手順本文・タイトル・字幕等)が失われず、他の手順にキャリーオーバーされるよう挙動を改めました。「カットしたら文章が消えて書き直しになった」体験がなくなります。
- 閲覧記録・活用レポートのブラッシュアップ:閲覧記録の詳細モーダルおよび一覧テーブルの表示を改善(絞り込み・並べ替え、写真回答のプレビュー、モバイル向けカード表示)。個人の活用レポートの見せ方も整理しました。
- ユーザー管理の「残り席」表示をシンプルに:ユーザー管理画面の 権限枠(オーナー~閲覧の権限枠/ゲスト権限枠)の残席サマリーを、余計な情報を減らして一目で残数がわかるようリファインしました。権限枠の考え方は ユーザー権限と権限枠 をご参照ください。
- AI処理カウントのバグ修正:AI処理の回数カウントで誤って多重加算されるケースがあった問題を修正しました。
- 専門用語集ページの動作を軽量化:辞書エントリが多いチームでのページ表示・編集の重さを改善しました。
- 動画の説明入力が短時間で全消えする問題を修正:AI処理オプションの「動画の説明」欄で、入力内容が意図せず切り詰められることがあった不具合を修正しました。
- 字幕・読み上げ設定モーダルの整理:ファイルから作成 / 動画から作成 の両方で、字幕・読み上げ・設問モードの設定画面の項目配置を整えました。