AI処理が終わった素材から手順書を作るとき、[手順化の設定] が表示されます。読み上げ音声・字幕・設問・関連ファイルの扱いを、このタイミングでまとめて指定します。既定のまま [この内容で決定] を押しても手順書は作成され、指定した内容は後からいつでも変更できます。
項目は [音声] [字幕] [設問] [資料] [その他] の折りたたみにまとまっています。畳んだままでも、見出しの右に今選んでいる内容が表示されます。変えたい項目だけ開いて指定してください。はじめて開いたときはすべて閉じていて、開け閉めの状態は次回も残ります。キーワードが1つも見つからず設問がすべて外れるときは、[設問] が自動で開いてお知らせします。
表示されるタイミング
次の操作のときに表示されます。
- AI処理の完了メールのリンクから手順書を開いたとき
- 素材から新しく手順書を作るとき
- 作成中の手順書に [+ 手順を追加] で動画やファイルを追加したとき
素材の種類によって、表示される項目が変わります。動画以外の素材では [動画音声をミュート] と [字幕] は表示されません。
| 折りたたみ | 中の項目 |
|---|---|
| 音声 | 読み上げ対象・動画音声をミュート |
| 字幕 | 字幕として採用する種類(動画のみ) |
| 設問 | 設問を手順に反映する・想定と違っても次へ進める・提出写真AIチェックを利用する・キーワードを言った手順だけ設問を残す |
| 資料 | 手順書の関連ファイルとして登録する・各手順の添付ファイルに該当ページを登録する・参考資料のページと動画を交互に並べる(ファイルから作る場合と、参考にする作業手順書を指定して解析した動画の場合) |
| その他 | AIが読み取った使用物を入れる(読み取れた素材のみ)・手順の文章欄を畳んで開く(新しく手順書を作るときのみ) |
読み上げ対象
[音声] の中で、手順を再生したときにどのテキストを読み上げるかを選びます。動画から作る場合の既定は [字幕]、ファイルから作る場合は [文章] です(ファイルでは [字幕] は選べません)。前回選んだ内容が次の初期値になります。
| 選択肢 | 読み上げる内容 |
|---|---|
| なし | 読み上げ音声を作りません。文字を読んでもらう運用や、音を出しにくい現場向けです |
| 文章 | 各手順の本文と、作業のコツ・注意事項を読み上げます。動画とは同期しません |
| 字幕 | 字幕のテキストを読み上げます。映像と同期させるため、字幕1件ごとに表示時間内へ収まるよう読み上げ速度が自動調整されます |
読み上げ音声は録音ではなく、テキストをAIが読み上げて生成します。読み上げの内容を変えたいときは、元になっている文章または字幕を書き換えます。詳しくは 字幕・文章読み上げ機能 をご参照ください。
動画音声をミュート
[音声] の中にあります。元の動画に入っている音声を消すかどうかです。既定はONです。
撮影時の説明音声をそのまま聞かせたい場合はOFFにします。[読み上げ対象] で [字幕] を選んだ場合は、読み上げと元音声が重なるため自動的にONになり、変更できません。
字幕として採用する種類
[字幕] の中にあります。動画のAI処理では、2種類の字幕が別々に生成されます。どちらを手順書の字幕として使うかを選びます。
| 選択肢 | 内容 | 既定 |
|---|---|---|
| AI生成 | 映像から読み取った動作の説明です。何をしている場面かが字幕になります | ON |
| 発話の文字起こし | 撮影者・作業者が話した内容をそのまま文字にしたものです | OFF |
両方を選ぶと、発話と動作の字幕が時間軸でまとめられ、1本の字幕として入ります。両方を外すと字幕は表示されません。素材にデータが無い側は [(データなし)] と表示され、選べません。
選び方の目安は次のとおりです。作業を撮った動画では [AI生成] のままで問題ありません。講義や説明のように話す内容が主役の動画では、[発話の文字起こし] を選ぶと話した内容が字幕として残ります。字幕のテキストは検索の対象になるため、後から言葉で該当箇所を探せるようになります。
手順書を作った後の字幕は 字幕の編集 で修正できます。
その他(使用物・文章欄)
[その他] の中にあります。
[AIが読み取った使用物を入れる] にチェックを入れると、AIが動画や資料から読み取った部品・材料・工具などを、手順書の基本情報の [使用物] に登録します。既定はONです。AIが使用物を読み取れた素材のときだけ表示され、読み取った件数が下に表示されます。作成後に追加・修正・削除できます。詳しくは 手順書に文書番号・使用物・標準時間を設定する をご参照ください。
[手順の文章欄を畳んで開く] にチェックを入れると、再生時に右の文章欄を畳んだ状態で開きます。既定はOFFです。動画を大きく見せたいときや、画像やスライドと読み上げ音声だけで動画のように見せたいときに使います。
文章は消えず、畳んでいるだけです。読み上げ音声を設定している場合は、畳んでいても音声はそのまま流れます。見る人は、仕切りの [手順] タブで文章欄を開けます。
[手順の文章欄を畳んで開く] は手順書ごとの設定のため、既存の手順書に [+ 手順を追加] で素材を追加するときは表示されません。作成後は手順書の基本情報にある [再生・表示設定] から切り替えられます。詳しくは 再生時に文章(説明文)を非表示にする をご参照ください。
設問
[設問] の中にあります。[設問を手順に反映する] は、AIが生成した確認用の設問を、手順に反映するかどうかです。既定はONです。動画のほか、ファイル(PDF・Officeファイル)から作成する場合も、AI処理オプションで [設問を作る] にチェックを入れていれば設問が作られます。設問は Core, Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。対象外のプランや、素材に設問データが無い場合は選べません。
[想定と違っても次へ進める] にチェックを入れると、設問が正誤ではなく正常・異常の判定になります。正常でない回答でも止まらずに先へ進み、記録に「異常」として残るため、点検表・チェックシートの運用に向いています。チェックを外した場合は正解を選ばないと次の手順へ進めません。AI処理オプションの [設問タイプ] で [現場確認] を選んだ素材は、このチェックが初めからONになります。
[提出写真AIチェックを利用する](β版)にチェックを入れると、設問が残るすべての手順に [写真提出を必須にする] と [提出写真AIチェックを利用する] がまとめて設定されます。既定はOFFです。提出された写真をAIがもう一度確認し、OK・要確認・判別できない を助言します。合否は判定せず、回答の保存も止めません。Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。手順ごとの調整は、作成後に各手順の設問から行えます。詳しくは 提出写真AIチェックの使い方 をご参照ください。
[キーワードを言った手順だけ設問を残す] にチェックを入れると、指定した言葉が話されている手順にだけ設問が残り、それ以外の手順の設問は外れます。既定はOFFです。撮影時に「ここは注意」などの合図を入れておくと、要所だけに設問を絞れます。動画の素材でのみ表示されます。詳しくは キーワードを言った手順だけ設問を残す(設問の絞り込み) をご参照ください。
詳しくは 手順毎の設問設定、良否判定つき設問と実施記録(点検表・チェックシート運用) をご参照ください。
資料(関連ファイル・ページ添付・交互に並べる)
[資料] の中にあります。ファイルから手順書を作った場合と、[参考にする作業手順書] を指定して解析した動画の場合にだけ表示されます。
[手順書の関連ファイルとして登録する] にチェックを入れると、元になったファイルが手順書の関連ファイルに登録され、手順書からたどれるようになります。既定はOFFです。登録したファイルは閲覧ユーザーにも表示されます。表示したくない場合は、登録後に関連ファイルの一覧から「閲覧者には非公開」に切り替えられます。同じファイルが既に登録されている場合は追加されません。
[各手順の添付ファイルに該当ページを登録する] にチェックを入れると、各手順に、その手順の元になった資料のページがPDFで添付されます。既定はOFFです。[資料の手順どおりに分割する] で解析した動画でのみ使えます。資料のページ数が手順数より少ない場合は、複数の手順に同じページが付きます。
[参考資料のページと動画を交互に並べる] にチェックを入れると、資料のページを1つの手順にして、そのページに当たる動画の手順の前に入れます(例:資料 P.1 → 動画 → 資料 P.2 → 動画)。既定はOFFです。[資料の手順どおりに分割する] で解析した動画でのみ使えます。ファイルから作る場合は表示されません。
- ページの手順の見出しは「資料名 (P.ページ番号)」で、資料のそのページが表示されます。本文は入らず、読み上げはOFFです。資料の文章は、動画の手順の本文に入っています
- 1ページに動画の手順がいくつも当たる場合、ページの手順はページが変わる所に1回だけ入ります
- 動画は、ページを挟む所で別々の動画手順ブロックに分かれます。動画の編集や音声の設定はブロックごとに行います。各ブロックの動画エディターでは、ほかのブロックの部分もタイムラインに残りますが、採用や区切りの変更はできません
- 素材ページからの作成、新規作成の画面、手順書の編集画面での動画の追加で使えます。動画手順ブロックの途中(すきま)に挟むときは表示されません
- ページを挟めなかったときは、理由(資料の手順どおりに分割していない動画、資料を読み込めない、手順とページを対応づけられない)をお知らせします。資料を読み込めないときは、参考資料が素材から削除されていないか確認してください
設定は記憶されます
指定した内容は記憶され、次に [手順化の設定] を開いたときの初期値になります。素材ごとに変えたい場合は、その都度この画面で指定してください。
後から変更する
ここで指定した内容は、手順書が下書き状態であれば後から変更できます。
- 読み上げ対象・動画音声のミュート … 読み上げ・動画音声ミュートの設定変更
- 字幕の内容 … 字幕の編集
- 設問 … 手順毎の設問設定、設問を一括解除する(手順から設問だけまとめて外す)
- 提出写真AIチェック … 提出写真AIチェックの使い方
- 手順の文章欄を畳んで開く … 再生時に文章(説明文)を非表示にする
[字幕として採用する種類] は手順書を作るときの選択です。作成後の字幕は動画エディターで文言を編集できますが、もう一方の種類にまとめて入れ替えたい場合は、同じ素材からもう一度手順書を作成してください。