「手順ごとに動画を撮って、まとめてアップロードしたい」「作業前に内容だけ確認したいのに、設問が出て進めない」「騒音の現場では無音で再生しているので、動画をもっと大きく見せたい」——いずれも以前から繰り返しいただいてきたご要望です。今回まとめて対応しました。あわせて、再生時の見え方を手順書ごとに決められるようにしています。
①複数の素材からまとめて手順書を作成できます
これまで手順書の作成は素材1本ずつでした。手順ごとに短く撮った動画が10本あると、10回に分けて取り込むか、先に1本の動画へつなぐ必要がありました。
今回から、選んだ素材を一度にまとめて手順書にできます。動画は1本が1つの手順、画像は1枚が1つの手順になります。
●3つの入口から使えます
- 素材ページ:一括選択モードで選び、[選んだ順で手順書を作成]
- 新規作成:作成モーダルで複数選択してそのまま作成
- 手順の挿入:編集中の手順書に、複数の素材をまとめて差し込む
●選んだ順がそのまま手順の並びになります
選択したカードには1・2・3…と順番が表示されます。実行する前に [並び順を確認] で一覧を開き、入れ替えられます。
●素材の選び方を、素材ページと同じ「一括選択モード」に揃えました
これまで素材を選ぶモーダルは、開いた瞬間からチェックボックスの並ぶ画面に変わっていました。1件だけ選びたい方にとっては、普段の素材ページと違う見た目になります。モーダルでも素材ページと同じ一括選択モードのスイッチを出し、オンにしたときだけ選択用の画面になるようにしました。マウスをお使いの場合は、カードにマウスを乗せるとチェックが現れ、そのまま選択モードに入れます。
②参照モード(設問を飛ばして読む)を追加しました
点検表として設問を入れた手順書は、作業をしながら答えていく前提で作られています。一方で「作業前に手順を一通り確認したい」「あとから手順を見返したい」といった読み方では、設問が毎回出てくるのが負担になっていました。点検表としてお使いいただくチームが増えるにつれ、強くいただくようになったご要望です。お待たせしました。
再生画面のフッターに [参照モード] のスイッチを追加しました(設問のある手順書でのみ表示されます)。オンにすると設問を飛ばして読み進められます。設問の画面からも切り替えられます。
●参照モードで見た回は、作業の記録として数えません
- 設問を実際に飛ばした回だけ、記録上「参照」として扱われます。閲覧記録では「参照(設問なし)」と表示され、点検の集計と教育コースの完了には入りません
- 設問が1つも無い手順書、設問に当たらずに読み終えた回、設問の手前でオフに戻した回は、これまでどおり通常の記録として残ります
- 最後まで見終わると、完了報告ではなく「最後まで見終わりました」が表示されます。作業の記録として残したい場合は、オフに戻してから見直してください
●オンのままになっていないか、画面で分かります
設定は端末に記憶されるため、意図せずオンのまま開いてしまうことがあります。参照モードで見ているあいだは、その旨と「記録に残らない」ことを画面に表示します。
③手順の文章欄を畳んで、動画を大きく表示できます
「騒音のある現場では音を出せないので無音で再生している。動画と字幕だけで手順を追えるようにしたい。ふだん見ることのない右側の文章欄を消して、目線を動かさずに済むようにしてほしい」——以前から繰り返しいただいてきたご要望です。
2026年7月に「文章非表示」としてお出ししましたが、画面には案内の帯と文章を表示するトグルが残っており、「動画を大きく見せる」という本来のご要望には届いていませんでした。文章を隠すことと、文章欄を畳むことを二重にやっていたためです。
今回、文章欄そのものを畳む形に一本化しました。設定を入れた手順書を開くと右の文章欄が畳まれ、動画や画像が画面いっぱいに表示されます。案内の帯と表示トグルは廃止しています。
●見る人はいつでも開けます
動画と文章欄のあいだにある仕切りの「手順」タブを押すと、その場で文章欄が開きます。もう一度押すと畳めます。手順の移動はキーボードの ← → でも行えます。
●設定の場所
手順書の編集画面の[基本情報]にある「再生・表示設定」の [手順の文章欄を畳んで開く] です。素材から手順書を作るときの [手順化の設定] からも指定できます。
④手順書ごとに再生時の見え方を決められます
字幕の位置や文字の大きさは、これまで見る人の端末の設定で決まっていました。再生するだけなら各自が見やすい状態にできてよいのですが、MP4の書き出しでは問題になります。書き出しは毎回まっさらな状態で開くため、書き出した人の端末設定で見た目が決まってしまい、狙った字幕位置や文字サイズで出せませんでした。
手順書の編集画面の[基本情報]にある 「再生・表示設定」 に、手順書ごとの指定を追加しました。
●設定できる項目
- 原文の言語:この手順書が何語で書かれているか。翻訳と読み上げの基準になります
- 手順の文章欄を畳んで開く:再生時に右の文章欄を畳んだ状態で開きます
- 字幕の位置(表示の詳細設定):上/下/左/右/非表示
- 文字の大きさ(表示の詳細設定):文章欄・手順一覧・設問の文字サイズ
- 読み上げる項目(表示の詳細設定):文章の読み上げに含める項目。本文は必ず読み上げます
字幕の位置と文字の大きさは、いずれも初期値が「端末の設定に従う」です。この場合はこれまでどおり、見る人が再生画面で切り替えた見え方になります。MP4書き出しの見た目を決めたいときに指定してください。
●必ず確認してほしい設定を先頭に出しました
あわせて「再生・表示設定」の並びを整理し、原文の言語を先頭に置きました。既定のままで困らない字幕の位置・文字の大きさ・読み上げる項目は「表示の詳細設定」に畳んでいます。
既存の手順書への影響
④の新しい項目は、いずれも初期値が「これまでどおり」です。指定しない限り、既存の手順書の見え方は変わりません。②の参照モードは初期状態でオフです。③は、すでに「文章非表示」を設定済みの手順書はそのまま引き継がれます(設定し直す必要はありません)。
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎