教育(コース)・育成(スキルマップ)・資格の3つを、スキルを中心につなぎました。これまでスキルマップは、教育や資格の記録を見ながら人が手で書き写す必要がありましたが、実績から自動で更新されるようになります。
①コース修了・資格取得・手順書の実績でスキルレベルが自動で上がります
スキルレベルが自動で上がる経路は、次の3つです。
- 教育コースの修了(確認テストがあるコースは合格したとき、無いコースはコース内の手順書をすべて完了したとき)
- 資格の取得(台帳に登録され、承認されたとき)
- 紐づけた関連手順書を、すべてひとりでやり切ったとき(完走かつ無誤答=ひとり立ちの判定を使います)
3つ目は、設問を「テスト」ではなく現場での確認として使っている前提の判定です。無誤答で完走できた事実が、評価基準の「1人で実施できる」に対応します。
閲覧しただけではレベルは上がりません。「見た」ことと「できる」ことを分けているためです。
●安全側に倒している動き
- 自動ではレベルを下げません。すでに同じレベル以上の方はそのままです
- そのスキルを「対象外」にしている方には書き込みません
- 紐づけを設定していないスキルでは何も起きません。設定するまで、これまでの運用は変わりません
- 評価者は「Dive(自動評価)」として履歴に残ります。あとから「誰が評価したのか」を確認できます
●チーム全体の設定
[育成]→[共通設定]→[自動評価]で切り替えます。既定はオンで、レベルまで自動で確定します。監査を重視される場合は、レベルは動かさず育成記録の起票だけを行う設定にも変更できます。
3つ目の「関連手順書」の経路だけは、チーム設定の完了とみなす条件と、スキルごとの到達レベルの両方が必要です。どちらかが未設定のあいだは動きません。
②スキルの「身につけ方」を設定できるようになりました
スキルに対して、そのスキルが身につくコース・そのスキルを証明する資格・関連する手順書を紐づけられます。紐づけはどちらの画面からでも設定でき、同じ関係が書き換わります。
- コースの編集画面の[身につくスキル]から、スキルと到達レベルを指定する
- スキルの定義(グループのスキル/チーム共通の[共通設定])から、[このスキルが身につくコース][このスキルを証明する資格]を指定する
人のスキル詳細に [このスキルの身につけ方] を追加しました。どのコースを受ければよいか、どの資格が必要か、いまどこまで到達しているかを、本人と管理者がその場で確認できます。
資格側の[更新講習](この資格を取る・更新するために受けるコース)と、スキル側の紐づけは別のものです。前者は資格ページ、後者はスキルマップで設定します。
③手順書から、スキル・コース・必要資格が分かるようになりました
これまで紐づけはスキルの側からしか見えず、手順書を開いても「この手順書がどこで使われているか」が分かりませんでした。
- フォルダの手順書一覧(表・カードとも)に、スキル/コース/必要資格の件数バッジを表示します。カーソルを合わせると名前が出ます
- 手順書の[基本情報]タブに [紐づくスキル・コース] を追加しました(表示のみ)。畳んだ見出しにも件数が出ます
- スキルマップ・個人ページの関連手順書のアイコンも、カーソルを合わせると手順書名が出るようにしました
手順書に表示される資格は「この作業に必要な資格」(手順書に設定した必要資格)だけです。スキル経由でつながっている資格は、手順書の設定と食い違って見えるため出していません。
④評価基準に「対象外」を追加しました
「評価基準を4段階から5段階にしたい(対象外・不要の項目を作りたい)」というご要望に対応しました。段階数(Lv1〜Lv4)はそのままに、これまで内部的に扱っていた対象/対象外を、評価軸の最下段として正式に扱うようにしています。
- 評価基準の編集画面(チーム共通/グループ独自/スキル個別)に「対象外」の行が増え、文言を編集できます
- レベル変更の選択肢に「対象外」が加わりました。選んでもレベルの値は保持されるため、対象に戻すと元のレベルに復帰します。レベルの確定ではないため、根拠コメントは求めません(自己評価では選べません)
- 個人ページで[対象外 N件]のトグルから、対象外のスキルも表示できます(既定は従来どおり非表示)
到達率・Excel出力・保管スナップショット・資格の照合の母集団は、これまでどおり対象のスキルのみです。
⑤スキルマップの画面まわりのブラッシュアップ
- スキル名が長い場合に折り返して表示し、名前の列幅をドラッグで変えられるようにしました(幅は端末に記憶されます)。「〜できる」という行動評価文で運用されている場合も、一覧のまま読めます
- ツールバーを4行から2行に整理しました。絞り込みを1つのボタンにまとめ、コース/資格の紐づけの有無でも絞り込めます
- [スキルカタログ]を [共通設定] に改名しました。中身3つのうちカタログは1つだけで、名前が中身より狭かったためです
- チーム共通の評価基準の保存を、Enterpriseプラン限定から Coreプラン以上 に広げました。グループ独自の評価基準は制限なく編集できるのに、チームの既定だけ制限されていたためです
- グループを作成していないチームでも、共通設定を開けるようにしました。スキルマップの作成画面からグループ作成へ進む導線も追加しています
- 個人ページの育成タブが、チーム共通・グループ独自の評価基準を反映するようになりました。これまで固定の文言を表示しており、同じレベルでもスキルマップ画面と意味が食い違っていました
- 育成計画(レベル到達の予定)にも期限リマインドが届くようになりました
- スキル詳細を常時表示のパネルから開閉式に変更し、画面幅が狭いときの崩れを解消しました
既存のご利用への影響
リリースの時点では、どのチームにもスキルとコース・資格・手順書の紐づけがありません。紐づけを設定するまで自動更新は動かず、過去にさかのぼって評価が変わることもありません。
「対象外」も、これまで対象外にしていたスキルの扱いはそのままです。データの移行は不要です。
関連情報
- コース修了・資格取得・手順書の実績でスキルレベルを自動更新する
- チーム共通のスキルを定義する(スキルマップの共通設定)
- スキルマップとは?/スキルマークの見方
- 教育機能:コースの作り方・割り当て方・到達状況の見方
- 資格(免許・社内認定・健診)の期限を管理する
- 個人ページ(1人のユーザーを「教育/育成/活用」の3タブで一望する)
今後ともDiveをよろしくお願いいたします◎